少年少女達は夏休みの宿題に今晩は徹夜?と思いきや、今年は翌日が日曜日とあって出向猶予付き。良かったね?
さて私は久しぶりのライブでした。
来週末(9月7日)の『Endless Summer』の前哨戦の様なものです。
出番は夕方17時20分。
「尾張旭 楽しい夏祭り」という野外イベントです。
この手のイベントはリハーサルが無いことが多いのですが、勿論今日もご多分にもれずリハ無し、ぶっつけ本番です。
その代わり、リハがない分だけ一組ずつの時間に余裕があります。私達の持ち時間は40分。
これなら問題ないでしょう。
私達の前は10代の男女バンド。
偉いことに、ちゃ~んと、時間通りに終わりました。
さぁ、我々の出番です!
楽器のセッティングなんて手慣れたもの、チャッチャとやりますよ!
何せ、おじさん達は経験豊富なんですから!
さぁ、あらかたセッティングは終わりました。
ギターもベースもちゃんと音でてます。
ところが肝心なキーボードの音が出ないのですよ。
ジェスチャーでNGを伝えようとしますが、卓(ミキサー)の前はGO!の雰囲気で、私の悲痛な思いは全く届いていない様子。
勘弁してくれ~!
仕方なく私はマイクに向かって「すんませ~ん!キーボード音出てないですよ」と言うしかありません。
何しろ、一曲目はキーボードのイントロからスタートなので、「ま、いっかぁ」という訳には行かないのです。どれだけ時間がかかろうが妥協する気は全くありません。
そこから長~い格闘が始まるのです。
突如、PA屋もキーボードと卓との間を言ったり来たりと大慌て。
私といえば、持参したキーボードに不具合が無いかどうかだけを確認して、後は高みの見物です。
時々、適当に鍵盤を押してみるだけ。
だから、こんな写真が撮れたのですが・・・・・
実はこのイベントはFM瀬戸というタウンFM局でライブ中継されているので、アナウンサーも大変です。予定外の出来事に、何とか間を埋めようと必死です。
遂には我々メンバー一人一人にまでインタービューが始まりました。
一人一人に訊いたって、それほど豊富なネタが在る訳でも無し、「それってさっきも、訊いてたよね?」という質問も・・・・でも、大人ですから・・・・・。
大体は
「学生時代の仲間と一緒にバンドやれるって、どうですか?」
「何年ぐらい楽器やってるんですか?」
いくらアナウンサーと言っても、素人相手にそのくらいしか思いつかないですよ。
「何年ぐらい・・・・?」という問いには「幼稚園からです」と答えておきました。
さて、ようやく音が出始めたので弾いてみたら、ボリューム50%程度で爆音状態。
もうこれ以上先延ばしにされてもイラつくので、このままキーボード側を5%のボリュームにして決行!
ソロの時にはボリュームを10%にすれば何とかなる。
いよいよ「Do It Again」のイントロからスタートしました。
モニターの調整がイマイチなのか、ボーカル系の返しが全く聞こえません。
客席にはどう聴こえているんでしょうか?
え~い、知ったこっちゃ無いやい!!
それに暑い!日差しは殆ど無くなったのに、湿気がハンパじゃない。
蒸し風呂の中で演奏してるようなものです。
あ~、早く終わりたい!!
・・・・・とにかく、予定の全てを演奏しきってしまいました。
終わってみれば、予定時間を20分もオーバーしていました。
後の人には申し訳なかったけど、私達のお陰で、キーボードの音出るようになったんだから、お許し下さい。
そう言えば、私達の前に演奏していた少年少女バンドもキーボードが入っていたけど、音が一つも聴こえていなかったのです。
お~い、PA屋さん、しっかりしてくれよ!!
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