2017年5月29日月曜日

2017/05/27 イタリア旅行記 ボルツァーノ②

朝は留学生クンがホテルまで迎えに来てくれました。何て良い子なんだ(ちょっと遅刻したけど)!
ホテルのフロントて何やら情報収集してるぞ。
後から思うには、我々を案内するというプレッシャーを少し感じる中で出来るだけ現地の人達と話をする機会を獲てたのかも知れない。
街のインフォメーションでパスを購入するとメリットあるとか。

一日券を購入して、まずはロープウェイに乗り、ソプラボルツァーノに。一気に高度を上げたので山の全容が見えてきます。オー!
さらにそこからはレノン鉄道に乗ってCollalboに行きます。車窓から綺麗な景色が見えるたびに、子供のような歓声が出てしまいます。

Collalboからは歩いてピラミデ(Earth of Piramid)という奇石を見に行きます。
予定では30分。
ところが思わぬ落とし穴が・・・ブラスバンドの演奏が聴こえ、美味しそうな匂いが・・・誘われない筈がない!
む、む?
お料理も飲み物も全て無料です!
じゃお昼の時間だし・・遠慮なく。
留学生クンとも「ビール飲むと歩くの辛いよね?」と自制しますよ。
ただ、回りの雰囲気もねえ??
「まっ、良いか?」となるのが世の常であります!
また、ビールが旨いの何の!何せドイツ語文化圏ですぞ!
あ~!お腹一杯!
アルコールは入ったけど頑張って歩くぞ!

歩いて汗をかいてるとアルコールもふっ飛びます。
角度が変わると徐々に景色も変わります。
絶景に継ぐ絶景。
この世の物とも思えないほど感動しました。

帰り道では先程のイベントまだやっていました。
もう一度ビールを飲んだのは言うまでも無いのであります。






















2017/05/26 イタリア旅行記 ボルツァーノ①

Bologna を後に次の目的地Bolzanoに向かいます。Frecciargentoで二時間半の旅です。
Bolognaの駅に珍しく静かな待合室があり、駅員も詰めているので不審者も入りません。
駅舎こそクラシックですが、一旦地下通路に降りると、超モダンでビックリ!
凡てのホームにエレベーターが敷設してあり、我々の16番ホームは地下5階に有りました。東京駅か?みたいな。

一等車ではお水とクッキーが配られます。
懐かしいべローナを過ぎると、山の景色が広がってきます。

お昼過ぎにBolzano到着。ここはチロルです。
ホテルにチェックインした後、街を散策。
暑い!暑い!盆地の気候です。
例によって「あーだ!こーだ!」言いながらSPARを視察していると「日本人の方ですか?」。
オー?
最近は日本人よりは中国人、韓国人の方が多いヨーロッパだし、昔ほど見分けがつかなくなってきているので、迂闊に声は掛けません。
でもこりゃ本当に日本人だわ!
3か月前からボルツァーノ音楽大学に留学している声楽専攻の若者。
買い物を手伝って貰いるうちに離れがたくなり、自然と同行を。彼もそろそろ日本語に飢えてきているらしい。
カフェで休憩しお互い荷物を置いて一緒に散策です。

たまたまイベントで教会が夜も開いていたので、大聖堂を手始めに見学しました。
大聖堂では女性の聖歌隊が綺麗な合唱をしていました。

夕食は地元の人しか行かない地ビール直営のビアレストランに。何故か店全体が異様な大盛り上がりしてます。いつもの事だって?!
聞こえてくる言葉は100%ドイツ語。
留学生クンも「ドイツ語も必要かな?」と思っているとのこと。確かにね~!
料理は伊独混在。どちらも美味しい!
やはりこんなきっかけでも無いと、なかなか地元の人がはいるようなお店には行けません!
彼に出会えた幸運に感謝!感謝!

明日は学校も休みなので、予定していた山歩きにも付き合ってくれるとか。
申し訳ないけど甘えちゃおう!










2017年5月25日木曜日

2017/05/24 イタリア旅行記 ボローニャ

8泊お世話になったヴェネチア・メストレに別れを告げ、今日から5日間のツアーです。
手始めはボローニャ。
ヴェネチア・メストレから1時間半あまり bologna に到着。
ローカル電車でも混んでないから快適です。
それにこの路線4日連続御乗車なので親近感満載。

ボローニャ駅からほぼ真南に約15分。
メストレのホテルに荷物の半分を預けてきている、とは言うものの、キャリア・ケースを転がしながら歩くのは楽じゃないや。
歩いていると、電話があった。イタリア国内だ。
知り合いはいないぞ!と思って出てみたら、今日泊まる予定のB&Bからだ。
「ハロー!じすいずあわくら!」
「今日は何時頃に着くのかな~?」
「歩いてるからよ、もう近いぜ!」
「あとどれくらい?」
「多分、10分くらいじゃね?」
「OK!じゃ待ってるからな。有り難う!」
「後でな!」
ところがB&B、まともな看板さえないじゃん。
普通の集合住宅とおぼしき表札をチェックしてようやく見つけた。ん?どやって入るの?
表札その物が呼び鈴のスイッチらしい。
ブザー音から暫くたって「????」というオネエチャンのイタリア語。さっきのカウボーイじゃないのかい?
バカの一つ覚え「じすいずあわくら」
カチッと鳴って外扉のロックが解除された。
中には入れたものの何階か解らんない。
もう一度、インターホンで
「ふぁっとフロアー?」
それには答えず、奥からオネエチャン出てきた。
オネエチャン、英語全くダメみたい。教えたろか?

でも部屋はモダンで清潔だし、旧市内の中心部にあって観光には最適。
ただ、いちいち説明がイタリア語オンリーなので理解するのに三倍時間は掛かります。
彼女がイタリア語で言う。こちらが想像して英語で確認を求める。
「シー!」ホントかいな?

何とか部屋の使い方も理解しましたが、ホテルとの大きな違いは
①スタッフが常には居ない。
だから何時に到着するのかを知りたがってたってこと。
②鍵っ子になる。
部屋の鍵
B&Bの鍵
建物自体に入る鍵
この三つをジャラジャラさせて市内観光することになるのです。

さすがに美食の街。ご挨拶程度にピザ食べましたけど、美味しかった。ビールもね!