2013年9月21日土曜日

9/20 オルヴィエート二日目

昨日の疲れは何とか取れ、朝食後は街を散策に。

B&Bのダイニング
朝食は質素だ
B&B Santangeloの表札
B&Bの前を左に折れ、St.Angello教会の横に出る。もちろん、ついでに教会には入る。素朴な教会だ。
教会の前の道を東に向けてまっすぐな下り坂の、両側にCafeや、八百屋、本屋・・・・様々な個人商店が並ぶ。値段は決して安くはないが、見慣れないモノについつい足を停めてしまう。道が狭く建物が両側に迫っているので、日陰を歩けることが嬉しい。








逆に登ってくる人も多い。例によって中国人団体客も歩いて登って来る。
この道の行き着く先は、ケーブルカー乗り場だったのだ。


そこに着いてみると、オルヴィエートが正に断崖絶壁の街であることがよく分かる。
正にケーブルカー乗り場は、その崖っぷちにあり、周囲には古代の城壁跡が巡っている。城壁に近づき下を見下ろせば、私たちが乗ってきた国鉄の線路。さらに先方に走る特急列車。無限に広がるウンブリア州の田園風景。とてつもなく青い空。

街自体が盛り上がった硬い岩盤の上にできているかのようで、これならきっと崖崩れなどおきないだろうと思ってしまうのは、昨今の不順な天候が脳裏をよぎるからだろうか?








来た道をそのまま帰る。

登り坂ではあるが、お店を覗きながらのそぞろ歩きは、疲れるほどでもない。


市立劇場





ちょっとオシャレな靴やバッグがあった


とにかく路地が美しい

一旦、B&Bに戻って小休止。
B&Bのロビー
再び、登り坂を進む。坂道のピークはやはりドゥオーモ周辺らしい。ドゥオーモは後回しにして街の散策。
ポポロ宮





レプッブリカ広場に面した市庁舎前


レプッブリカ広場に面したSt.Andrea


夕食の予約を直接しました
TRattoria Palomba
お昼が思いがけず美味しかったカフェテリア


右に左に、魅力的な小路が伸びている。ついつい写真を撮ってしまう。

カフェテリアで軽い昼食を摂り、ドゥオーモに向かった。


正面のファサートも見事だが、中も実に素晴しかった。写真は駄目ということで、常時結構厳しいチェックが入っているので、写真がないのが残念である。

ガイドブックによれば、それ程有名じゃない作家の作品ばかりのようだが、私が無知なだけかもしれない。
特に「ピエタ」は私にとっては秀逸な物に感じられ、死せるイエスを抱きかかえるマリアの表情には、思わず涙を誘われてしまった。



ピエタ




イタリアではよくオート三輪を見かける

空がどてつもなく青い


その後も街の西側に広がる旧市街を歩き回った。






そういう意味では、穏やかでのんびりした一日だった。













B&Bではオーナー不在の時はこんなメモが貼ってあります。
用事がある時はいちいち電話で呼ばないといけません。
昨日冷蔵庫に預けた食料を
返してもらわないといけないので電話します。

ちょっと疲れた。


B&Bで少し休んだ私達は、9時半ごろになって夕食に出かけた。






レストランに到着


白トリフのパスタと子羊の炭火焼とサラダだ。




レストランで働くおネエさんの立ち居振る舞いがなかなか素敵だった。


街の夜景も驚くほど綺麗だ。中世の街そのものといった風情である。
何枚も何枚も写真を撮った。
美しい!
それに、ミラノやフィレンツェなどと違い、安全であることも嬉しい。
歩いていることが楽しくなる。




いよいよB&B到着か?

B&Bは玄関の扉のキーも預かっているので
自分で開けて入ります。

さあ、明日はローマに向かい、旅の締めくくりだ。

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