2016年11月25日金曜日

ジュディ展

ちょっと冷え込んだ今朝。

同門(加藤英水彩画教室)の同教室(第2第4水曜日AM)の先輩方が主催する「ジュディ展」の陣中見舞いに名古屋市民ギャラリーを訪問。

新入りかつ力不足の私は今回遠慮しました。作品のストックも無いし・・・次回は必ずや!


展示作品は6号程度で各々3点ほどの展示だが、7人の個性が出ていて素晴らしい。
皆さん、力量あるし年季も違うね・・・頑張って追いつこう!

今日のお当番、浅井さんと話し込む。
お客さんそっちのけで、ついつい絵の話、海外旅行の話に花が咲く。


会場を出た後は、街を散歩しながら画材屋をはしご。
それだけでも楽しい時間だ。
筆(ダヴィンチ5519#8)と水彩画紙(ラングトンプレステージF6)をGet!
今の師匠に出会ってから、道具の違い・重要性を思い知らされているのです。

街は既に師走の雰囲気。



久しぶりに「ひつまぶし」を食べて帰りました。

おひとり様にて至福の半日。




2016年11月9日水曜日

旅の終わり

暗いうちにホテルを出て、駅前からバスで空港に。


早朝で道はガラ空き。空港も客はまばらでチェックインも終了。



今回は雨に祟られ、イマイチ効率良くなかったけど、これからも欲張らずのんびり旅をしようと思います。

ピサ

ピサでもアルノ川は水量が増していました。




バス乗場て知り合った中国人カップルや、イタリア人夫婦とツーショット写真を撮り合いました。個人旅行ではツーショット写真が少なくなりがちなので、こういうオープンな場所では国を問わず積極的にカップル同士が近づくのが面白いですねぇ。

大聖堂の入場は無料ですが、チケットは必要とのこと。遠くのチケットオフィスまで歩かされました。無料なので文句なんて言ってはいけません。



フィレンツェに帰って、駅前の地下街でお買い物。フィレンツェで初めて「動いているエスカレーター」に乗りました。プチ感動。
前回は一基も動いてなくて「やっぱりね?」と納得してた事を思い出す。まだテナントも埋まってなかったし・・。
フィレンツェの中でここだけ別世界に変身していました!

いつの間にか都会っぽくなっていた

夕食は「I Due G」で。
相変わらずの優しい美味しさに、妻も僕も思わずニンマリ。
オーナーの美人ママVilmaさんとはお喋りに花が咲き過ぎて、眠くなってもなかなか帰して貰えなかった。楽しいひと時でした。



2016年11月8日火曜日

フィレンツェ 再び雨の日

一日中天気が不安定だった。

晴れ間が見えたり、激しい雷雨。
そんな中、ミニバスD線を使ってピッティ宮殿に。
途中アルノ川に掛かる橋が通行止めになっている。警察が出て騒然とした雰囲気。
何事?と首を伸ばしてみるとアルノ川が大変な事に!見るも恐ろしい濁流!
ベッキオ橋の二つくらい下流の橋のあたりで川底に段差ができているのですが、今日はそこがまるで滝壺みたいです。



たまたま同じバスに乗り合わせた市内在住20年の日本人女性も「こんなの見た事無い!」と興奮ぎみ。「上流のアレッツォあたりですごく降ったとは聞いてましたけど・・・」
昨日の映像を観た僕らも「帰れるかなぁ?」と不安がよぎるのですが、さりとて一日中部屋に籠っているなんてできませんよ。

そう言えば、学生としてこちらに来てそのまま居着いている日本人女性って案外多そうです。

ピッティ宮殿は期待以上のものがありました。リッピ、ラファエロ、カラバッジョ、ルーベンス・・・。
絵画好きには堪らない、ため息の連続です。絢爛豪華とはこのことか?
もうすっかり自分が普通の状態ではなくなってしまいます。







美術館を出ると辺りは相当暗くなっていました。ベッキオ橋まで歩き川の様子を確認。昼間よりは収まってるかなぁ?


再びD線に乗って帰りました。

2016年11月6日日曜日

イタリア人


ホテルの朝も3回となると、朝食を準備してくれるオバチャンとも顔なじみになる。
今朝も「カプチーノは二つ?それとも一つで良いの?」と訊いてくれる。他のオバチャン仲間にも「あのジャポネーゼ夫婦ったらカプチーノが大好きなのよ!」と話している(と思うけど…)。
イタリア人のこんな気さくさが僕をイタリア好きにさせている大きな理由。
日本人が昭和に置き忘れて来ちゃったものが、ここではちゃんと息づいでいる。
な〜んて!ちょっと褒め過ぎ?

フィレンツェ 雨の日には

朝から雨。
しかもこの雨は三日間イタリア北半分で続くようです。
ピサ行きを延期して市内の屋内観光に・・・。
ミニバスC2コースに乗りシニョーリア広場に向かった。
ベッキヨの宮殿チケット売り場には長蛇の列が並んでいたが、いざ入場してみると広〜い場所に程よい数の観客です。

メディチ家の栄華が偲ばれますね。
ここでもやはり、呆れる程の写真を撮りました。

階下の部屋では、1966年11月4日にフィレンツェを襲った大洪水の映像を流していました。

その時に大きな被害を受けたサンタ・クローチェ教会に以前行った時にもその時の様子を撮影した写真が数多く展示されていました。幾人かの男達が十字架を担ぎ上げて避難する様子は胸に突き刺さりました。
ただ、動画は初めてです。あの穏やかなアルノ川が街を襲っている光景に立ちすくむばかりです。
フィレンツェ市民の「決して風化させてはならない」という強い意志を感じました。
イタリアでは今年大きな地震が立て続けにおき、またアルノ川の洪水というニュースを目にしています。
大自然の恵みと脅威から逃れることができない人々の営みと戦い・・・何処にいてもそれは同じなのだと。


遅めの昼食とおやつの為に、コルソ通り沿いにある兄妹で経営しているクレープ屋さん LA MILKERIA に入ります。
三年前にも来た事を告げると大盛り上がり!
妹さんは漢字に興味を持っていて、私達の名前を漢字で書かせ、それはどう読むのか?また知っている漢字を私達に見せ、これはどういう意味か?と意欲的だ。きっかけは兄がしているタトゥと合気道からきてるみたい。
傍らに居た中国人客の視線をちょっと感じながら楽しいひと時。
ガレットとクレープはやはり美味しかった。(まだピザ食べてないのにガレットが先?)


帰り際に見たポスレジは、見かけることの少なくなったロゴを冠に、三年前と変わらず現役で頑張っていました。

2016年11月5日土曜日

フィレンツェ 一日目おしまい

今日はここまでが限界か?

足には自信があったが、三年前とは勝手が違う。そろそろホテルに帰って休みたい。
しかし留学生女子との話も尽きない。
美大の付属高校を卒業後、美大に入学するも一年で退学してこちらに来たらしい。
自分の二十歳の頃と比べて、凄いなあ!と思う。
専攻は美術修復だと言う。
なるほど・・・それならイタリアです。
妻は物価はどうか?家賃は幾ら?と母親気分で世間話に余念がない。
きっと自分の絵が描きたかったに違いがない。
けれど念願の美大に入ったものの一年で退学。自分の進路を「美術修復」に定めての単身留学。何か彼女をそうさせたのだろう?
しかし、イタリアでは美術修復は欠かせない。
彼女自身もイタリアに職を得たいようだ。イタリアの若者の失業率がとても高い昨今に、彼女がイタリアで職を得る事は簡単なことではないが、どうか頑張って欲しいものである。
重い足を引き摺りながらも街の景色を楽しみながらホテルに向かう。


子供達がシャボン玉を追いかけている。可愛いと思うと同時にハーメルンの笛吹きを思い出した。ちょっと怖い。
フェラーリのショップが無くなっていた。時は遷ろうということか?

額縁工房

フィレンツェ 一日目③


やはり計画通りには行きません。
ドゥオーモの隣を通りながらシニョーリア広場に向かいます。
しかし途中で誘惑がいっぱいで、なかなか進まない。



前回入れなかったヴェッキオ宮殿、今回は入りたいと思うのですがどうでしょうか?
シニョーリア広場で今日は何かイベントがありそうです。昔アルノ川が氾濫した時の記念イベントが今日あるそうです。
日本から修復美術のために留学に訪れている可愛い女の子に出会いました。
美大を退学して単身こちらに留学してきているようです。凄いなあ!
なんとなくお互いの視線を感じて、なんとなく近づいて話が始まりました。
イタリアで職を得たいとのこと。
美術修復の本場イタリアでしっかり勉強して下さい。

2016年11月4日金曜日

フィレンツェ 一日目②アカデミア美術館

アカデミア美術館にやって来ました。
オリジナルのダビデ象はやはり圧巻です。
それ以外に、 素晴らしい絵画もたくさんあります。
名もなき画家の絵が500年も後のクリムトの絵に似てると思うのは 私だけでしょうか?

フィレンツェ 一日目①蜜柑?

朝食は可もなく不可もなく、カプチーノだけはやたらと美味しいフィレンツェの朝です。

ふと気に掛かった。
見た目には小ぶりの蜜柑。
おや?と思わず手にする。
お〜、味もまるで蜜柑です。
私の記憶ではオレンジは有っても蜜柑はね〜?
新しい品種が入ってきたのでしょうか?
私が知らなかっただけでしょうか?

フィレンツェ到着

フランクフルト経由でフィレンツェに到着しました。
順調に来たとは言え、セントレアから17時間の長旅。
空港からサンタ・マリア・ノベッラ駅までのバスは€6に値上がっていました。
ホテルに着いて、ようやく手足を伸ばしています。
さて、行き当たりばったりのフィレンツェ6泊旅行の始まり!始まり!

2016年11月1日火曜日

フィレンツェ行くぞ!

いよいよ明後日出発です。

イタリア旅行は2年半ぶり、フィレンツェは3年ぶりの訪問。
去年は腰痛で、まる1年ふいにしちゃったからなあ〜。

5月にはポルトガル行って来たけど、初のツアー参加で疲れちゃったので、今回はあらためて個人旅行です。
ツアーって中身の濃さから言えばハンパないけど、私らのような怠け者には少々薄めが性に合っている。スープと一緒。
今回だって決まっている事と言えば、フィレンツェに6泊する、ってことだけでそれ以外はなんも決まってね!

ということで、準備らしい準備も特にしてないけど、前回と違うのは
・スマホの機種が変わった
・カメラが新しくなった
ことかな? お!もう一つ
・絵を描くようになった
だから目的として、美味しいものを食べる…の次くらいに「絵のネタになる景色を撮る」がランクイン。
春のポルトガルでは夫婦で3,500枚も撮っちゃった(妻も全然負けてない!)から。
だから、カメラがとても重要。
撮り方の問題点も露呈した。
大きくズームした時、ぶれルンです!
ただでさえ、手が震えようってこのお年頃。
三脚は用意した。
更にリモコンを調達しようと思い立った時、思い出した。
そう言えばカメラがWiFiに対応してるって。
あった、あった!
機能は二つ。
「スマホをリモコンにして写真を撮る」と「撮った写真をスマホに転送して見る」だ。
ほら、イケるじゃん!

アプリをダウンロードしてっと…あれ?
マニュアル通りやっても接続できない。インターネットを検索しても、「成功しました」「簡単だった」という記事しか見当たらない。
焦るなあ〜〜!
よしっ!平日だし、サポートに電話しょ!
電話は直ぐに繋がるし、担当者の受け応えもすこぶる紳士的。好感度バツグン。
さすがNikon!

ところが、接続できない旨をつたえると「お客様のスマホはOS、何でございましょうか?」
「Androidの6.01です」
結論は早かった。
「誠に申し訳ございませんが、まだAndroidの5までしか対応してないもんですから…」
エーッ!マジかよ?
マズイよ、Nikonさん!
Androidの6.01なんて最新でもないし、もう7が出てるし…。
昨今、スマホに押されてカメラ業界も大変だって言うのに、そんなノンビリしてて良いのかね?オッチャンが作ったろか?って言ってやりたいね〜。
日本は物作り大国って言われてたけど、どうなってんの?
頑張ってくれよっ!Nikon

大急ぎでリモコン手配した。