2013年9月14日土曜日

フランクフルトのトランジット

定刻の15時にフランクフルト到着。
やはり殆どが日本人。

現地ガイドがツアー名を書いた厚紙を高く掲げて、客を誘導している。

フィレンツェに向けた便は16:30なので余裕!と思いきや、何百メートルも歩かされた上に、EU圏外からの人間対するチェックは厳しく時間も掛かってしまった。妻はボディーチェックまで受けたようだ。
今は、EU圏内に入っての乗り換えは、同時に入国手続きを意味する。
一年半ぶりで、忘れてしまっていた。
ということは、フィレンツェでの入国手続きは無いということである。

フィレンツェ行きのゲートを目指すが、気がついたら日本人はいつしか極僅かになっている。
みんなどこ行ったんだろう?
ついつい不安になる。
直接フィレンツェに乗り込む日本人はあまりいないのかも?


ゲート番号を目指して歩いて行くと、地上に降りた。飛行機まではバス移動らしい。
とにかくフランクフルトの空港は馬鹿デカイので、動く歩道なのでは間に合わないのだろう。
早く手続きを済ませた人は既に大半はバス移動を済ませているらしい。ガラスのドアが閉まっている。

次のバスを待って乗り込んだのだが、残りは少人数。それになかなか出発しないのだ。
妻は『大丈夫?飛行機行っちゃわない?』と心配顔だ。
私は『大丈夫だって!同じ航空会社なんだから飛行機が待ってるからさぁ!』と悠然と構えていたら、後方から『エクスキューズ・ミー』ときたもんだ。
『オレに訊くのか~?訊くなよ!』
振り向いて見たら、アメリカ人カップル。多分、彼氏もドイツ語が苦手なのだろう。だからと言って日本人の私に訊くかぁ?
彼等も不安だったのだろう。
要は『あんた、フィレンツェに行くのかい?』ということらしい。
私は『もちろん!フィレンツェさ!』と、軽快に答えた。
信じてもらえるだろうか?

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