2015年11月26日木曜日

水彩画

今日は二週に一度の「木曜会」。
水彩画の同好会である。

同好会とは言っても、ちゃんと先生は居る。二人も居るのだ。
二人とも女性だが、大先生は私より少し年嵩の洋画家。
若先生は40前後、専門は日本画(らしい)。
10~15人の会員に二人の先生なのだから、贅沢と言えば贅沢。

我々一般会員に勿論、若いのは居ない。
女2に対し男1という割合だ。
男は描き始めると、黙々と自分の世界に入り込んで一言も発しないのとは対照的に、女は口を動かすのに忙しくて、いつ筆を動かしているのだろう?と不思議に思ってしまうほど姦しい。
でも、きちんと作品は出来上がっているのだから、二つの動きは両立していると思われる。

ここでは、各自がモチーフを勝手に決め、勿論構図だって自分で決めるのだ。
描くペースも各々勝手なのが良い。

今回の私のモチーフは「貝」。
どうも苦手なのだ。
というのも、以前「貝」にチャレンジし、デッサンの段階で早々に完敗してしまった記憶が苦々しい。
形からして捉えにくい。
できれば避けたかったのだが、大先生の強い奨めとあっては断り辛い。
確かに、苦手な物は早く克服しておきたいし、今は色々な「素材感」を掴む経験を積むことは大切な事だ。

何とか完成させるつもりで迎えた今日は3回目。
1回目は鉛筆での下絵。
2回目は基本的な彩色。
3回目で仕上げ。
大体私はこんなペース。

中央の主役となる貝のザラザラ感をどう出したら良いのか?ずっと悩んでいた。
若先生にアドバイスを求める。
「白を使おう!」
「鉛筆も使っちゃおう!」
「小筆を上手く使おう!」
う~ん!良きアドバイス!!
と思いきや、若先生、やおら座って筆を入れ始めた。
あら~~~?
確かに良くはなっていくのだが・・・「あとは自分でしますから」と奪還。
若先生にはこの癖がある。
デッサン教室の先生も同様の傾向があるのだが、最近私は意識して「加筆させないオーラ」を出して、何とかこれを避けている。
さすが大先生は、決してこういうことはしないのである。
言葉を換えれば大雑把とも言えなくもないが、「絵を描く時の精神」「絵を描く楽しさ」「絵との対峙の仕方」こういうことを教えてくれる。

しかし、何とか形になった。
少しは貝に見えるだろうか?
まだまだ精進。
それにしても、神が作ったこの自然・・・なんと奥深いことか?


2015年11月22日日曜日

Joey and Rory

久しぶりにカントリー系の新しいミュージシャンを発見した。

Joey and Rory

カタカナでは「ジョーイ・アンド・ロリー」で良いのかな?
カントリー・ファンあるいはブルーグラス・ファンには既にお馴染みなのかな?

この年になると、聴く音楽も固定化されてしまい、新しい音楽に出会うことも少なくなってしまっている。
きっかけはAmazonのプライムMusicだ。
せっかくの権利とばかり、音楽を漁っていた時に偶然見つけた。
今ではすっかりはまってしまい、スマホにダウンロードして、車でも聴けるようにしている。

ご夫婦で活動されているようで、ジョーイさんが奥さん、ローリーさんが旦那ということになる。
何といっても、一番の魅力はジョーイさんの声そのものだ。
癒されるのなんのって・・・・
ローリーさんとの声の相性も良く、ハーモニーも素敵である。

Youtubeにもたくさんアップされている。
夫婦でこんな風に唄えたら本当にいいね!

If I need you

スタンダードの「Let it be me」もある。
これ、私も以前よく唄っていた曲。

Let it be me

再生回数も20万程度だから、まだまだメジャーとはいかないのだろう。
日本の皆さんにも一度は聴いて頂きたい。

2015年11月21日土曜日

バスに乗って・・・ライブに

いくらなんでも3時集合は早過ぎた。

行ってみて初めて知った。
「山山堂」の14周年パーティーは7時から始まるというのだ。

お料理作りを始めたお店でリハーサルを始めるも、たった6曲なので全部通したって幾らも時間はかからない。
おとなしいシベリアンハスキーが私たちの前をウロウロしている。
4時にはリハを引き上げ、2階に上がって待機状態。
パーティー開始までまだ3時間もある。
しかもパーティー開始早々に演奏するというのもあり得ない。せいぜい8時頃かな?
それまで、ずっと練習してても疲れちゃうし・・・・・
2階で練習です。

階下ではフラメンコギターの練習に余念がありません

でも、練習したり、ギターで遊んだりして・・・・・6時頃、階下からビールを持って来た。
そろそろ飲み始めますか?ま、一杯だけ。

ようやく下もざわつき始めて、我らも階下に。
とっても可愛らしいハスキーです。
僕らの食べ物に興味津々(当然だ)だったけど、
諦めて寝ています。お利口さんだね!

既に常連さんと思しき人たちが10人ほどは集まり、自然発生的にパーティーは始まっているようだ。
私達も各自お料理を運び、飲み物もビールとワインを追加。
8時近くになったろうか、お客さんも徐々に増え、座る場所の確保が難しくなってきたようなので、我々は2階に上がって席を空けた。

既にすっかりお腹も満ち、アルコールの摂取量も私の一日平均摂取量を超えている。
全員もう演奏モードからは程遠くリラックスしている。所謂「できあがってる」状態?
「一寝入りするか?」
「もう、やめて帰ろうか?」
時間が有り過ぎるとこうなるのだよ。

それでも、気を引き締めて、演奏することにした。
Mrs.Robinsonはまあまあの出来かな?よく走ってしまう所も、落ち着いてリズムをキープできた。
しかし、どうも高音が出ないなぁ!ファルセットに変わるレベルが下がっているようだ。きっとアルコールのせい。
Black Birdの前に入れる予定だったTさんのバッハはやはり失敗した。しかしそれも想定内。
うまくごまかした感じ。
ブルース・ハープの出来は65点。リハの時ほどカッコいいフレーズが出てこなかった。
やっぱ本番前のアルコールはダメなんだろうなぁ。
ブルース・ハープ専門になろうかな?
楽器運ぶのチョー楽!

お客さんはノリノリの状態で、手拍子を打ちながらニコニコ顔だったのがすごく嬉しい。
お客さんも相当酔っぱらってるのだろう。

私たちの後には、比較的若い女の人が一人フラメンコギターを演奏するというパフォーマンス。
リハの後もずっと開店まで一人ギターの練習をしていた。
その割には本番はあっという間に終わってしまったのは残念至極。
マイクなしの生ギター一本はちょっと可哀相だ。


眼鏡のお姉さん、踊り出しそうだったのに・・・

知らない人ばかりのお店だったが、それでも温かい雰囲気に包まれた素晴らしいパーティーだった。
我々はTさんを一人残し、地下鉄覚王山に向けて帰っていった。

腰の痛み指数は最終的に80。
普段公共交通機関に乗り慣れていない私にとって、今日の運動量は響いたようだ。
自宅からバス停まで徒歩5分。バス停で10分程度待ち、5分ほどで地下鉄赤池駅に。
7~8分待って地下鉄乗車。座れてホッ。
八事で名城線に乗り換え本山に。ここも座れてホッ。
本山から東山線に乗り換え一駅で覚王山。
覚王山から山山堂まで5分。
この往復ということなのだが、地下鉄の駅というものは意外と広く、出入り口から電車に乗るまでの距離というのは意外とあるし、乗り換え時の歩く距離もばかにならないのだ。
往路は殆ど感じなかった痛みも、帰路では時間を経るごとに増してくる。
最後、赤池からのバスを下車し自宅までの徒歩は相当厳しかった。

まだまだ、普通の生活は遠いということなのか、この程度のことは一生付き合っていかなくてはいけないのだろうか?

それにしても久しぶりの名鉄バス。
知らない間に進化していた。
バス停にあるバーコードをスキャンし、名鉄のサイトにジャンプすると、該当バス停発車予定のバスの運行状況が分かるようになっているのだ。
直近のバスは何分遅れでどこを通過したのか?
それ以降のバスの遅れ状況はどうなのか?
それらが分かるようになっており、ブラウザをリフレッシュすれば最新の状況が分かるのだ。
待っている身としては、これでストレスを貯めずに済むし、これをブックマークに登録しておき外出時にチェックすれば、いつ自分が家を出発すればよいのかという判断材料になるのだ。
見当外れな時間に家を出て、「一体いつ来るんだ?」と言ってイライラしなくて済む。

多分バーコードにはサイトのURLとバス停のIDが書かれているのだろう。
サーバーはそれを受け取って、ちょっとしたプログラムで答えを返せばよい。
各車両が通過したバス停情報をリアルタイムに報告する仕組み以外、大したコストはかけずになかなか良いシステムを作ったものだ。
・・・こんな進化、知らなかったのは私だけだったのかも?







2015年11月20日金曜日

今日のデッサン教室

7月から通っているデッサン教室。
一か月に2回というペースだが、2回で一つの課題を完成させる。

今日と次回で作品を完成させなければならない。
この教室は3つのテーブルに、異なった静物が置かれている。
生徒は自分で好きな対象の置かれたテーブルに4~5人が座ってこれを描く。
だから、今日のような新しい課題が始まる日には皆さん早く出席して、好きな対象を選んで陣取るのだ。
この点いつも、私はうっかりして、この事を忘れているから教室には殆んど遅刻寸前という有様で、当然選択の余地は限られている。

今日も、難しい所に座ってしまった。(座らざるを得なかった)
静物は先生が置くので、配置を勝手に変えることなどできないし、同じ対象物を角度が違うとはいえ複数人が描くので気に入らないからと言って文句も言えない。
要らないと思えば描かない、という選択肢はアリではあるが・・・

それにしても今回は奇妙な取り合わせだ。

大きな葉っぱ(後で訊いたら朴葉とのことだった)の端っこに林檎が置いてあり、他方、手前には崩れかかったようなロウソクが置いてある。

なに、コレ?
違和感満載ではないか!
葉っぱの上に林檎置くかぁ!?と心の中では悪態をつく。
まぁ先生、愛知県芸の先生だから、俗人の私には理解できないのかも?

ただ言えることは三つの対象物の素材感がそれぞれに全く違うということだ。

クソッ!
だったら全部描いてやる!

ロウソクは何とか目途が立ったのだが、朴葉が酷い!
全然、葉っぱらしくないじゃん!!

私は絵を描く時に、必ず自分に問う。
なぜ僕は、目の前の物を葉っぱだと思うのだろう?何を以て葉っぱと認識しているのか?
なぜ、そこが盛り上がっているって分かるんだろう?
なぜ、その場所が裏返ってるって分かるんだろう?
なぜ、そこが浮いてるって分かるんだろう?
なぜ、なぜ、なぜ・・・・

鉛筆画の難しいところは色を加えられないことだ。
黒と白だけの世界という足枷の中で立体物をどう表現するのか?
難しいから面白い。

林檎は水彩画でも経験済みだったのでチョロイと思っていたら、とんでもなかった。
のっぺりしたボールのようだ。

終了間際になると先生が一巡し、加筆したりコメントを出す。
「あら~!三つとも描いたんですねぇ!!」
おい、おい!
どうやら苦難の道を選んだのは私だけらしい。

次回の二時間でどうなることやら・・・
時間があれば、宿題として家で描き足そうと思い、いつもスマホで写真を撮ってくるのだが、目で見るのと写真ではいつも角度が違ってしまい戸惑ってしまう。
どして?

下手くそ!
あくまでも途中経過です。

2015年11月19日木曜日

Amazon 恐るべし!

ここ2~3日、腰の痛み指数は20%。

本当に何が効いたのだろうか?
余りにもタイミングがずれているから良く分からない。
二回目の根神経ブロックも二日で効果切れ。
強い痛み止めも二日間は全く効果なし。
結局、自然治癒であり、整形外科での処置や投薬は、単にその自然治癒までの時間稼ぎだったのかな?
しかし、まだまだ油断は禁物。

さて、Amazon。
今日はAmazon Musicまでもが、プライム会員に無料提供されるとの報道があった。
おかげで私は以前からプライム会員だったので、今回もその恩恵に預かるのだから、何ら文句はないのだが・・・・・ただ、どうなってんの?

Amazonと付き合い始めてもう何年になるだろう?
最初は音楽CDを買う為だった。
好きなアーティストを検索し、時にはそれを試聴し発注する。
数日後には手元に届く。
それまでの、好きな音楽が街のCD屋には無い!というフラストレーションから解放された思いだった。
勿論、それが街のCD屋の経営に打撃を与えているのだ、と知りつつも・・・・。

CDがやがて、音楽DVDに変わって行った。
それまで、好きなミュージシャン(その時代のメジャーとは決して言えない)の動画など、なかなか観る術が無かった。
だからAmazonで検索した時には「世の中にはこんなに沢山もの音楽映像があったんだ!」と驚愕したものだ。
それも、今では懐かしい。
ネット上では動画など掃いて捨てるほど散らかっているのだから。

やがて、その志向は書籍になり、仕事で使うOA機器になり、Kindle端末そして電子書籍。
いつの間にか、送料無料で即日配送という目的の為プライム会員になった。
年間3,900円など安いものだ。
そして先日のFire TV Stick。
機器代としては4,900円。
更にキャンペーン期間中に予約しておけば、プライム会員は3,000円引きだった。
これに参加しなかったことには後悔しているが、正直、その使い方が想像できていなかったのだから仕方ないし、その不明を恥いるばかりである。
ただ、今はそのメリットを充分に享受している。

従兄が以前、レンタルビデオ店を経営していた。
5~6年前に廃業したと聞いた。
「個人経営ではコンテンツに限りがあるし、大手のディスカウントにはついていけないよ。」
しかし、今では大手とて難しくなるだろう。
オンデマンドが当たり前になり、しかも低コスト定額。
誰がメディアを借りに行くのだろう?借りたら返しに行かなくちゃならない。
本当に時代は変わったものだ。
と言うより、変えたのだろう!

大げさに言えば、ライフスタイルを変えた。こんな年寄りのライフスタイルまでも!

勿論、Amazonだけが功労者ではない。
古くはMicrosoft。Appleもそうだし、Googleしかり。
Amazonにしても最初は物販をインターネットに持ち込んだに過ぎないと思った。
だけど、それは購入者の潜在的な不満を一気に解決したのだ。
Pizzaの宅配とはちょっと違ってた。
そして更に、本は紙でできているという発想を覆し、音楽は媒体を通じて聴くという常識を消し去り、音楽も映像も、個人的なデータや写真までもサーバーに預けておくという新たな手法を生み出した。

是非はともかく、変化を止めることは出来ない。
その変革全てにおいて、日本企業が関わっていなかった事が実に残念なのだが・・・・


2015年11月16日月曜日

今日はバンド練習

今日も痛み度45%・・・やっぱ薬か?

2月から始まった新しいバンドは
・ ギター(アコースティック)
・ ベース
・ コホーン
・ キーボード
という構成。

なかなかレベルアップできなかったが、今週末21日には「山々堂」でライブ。
キーボードを置くスペースも無い為、私はブルースハープでの参加だ。
隙間さえあれば、無理矢理にでもハープを入れてやるぞ。

腰痛持ちとしては、正直言って助かっている。
軽くなったとは言え、キーボードとスタンドの運搬は重労働なのだ。

カラオケ屋での練習は5時間という長丁場。
夕方6時に終わる頃には、いつも咽喉がヘロヘロ状態だ。
これだけやって、一人880円也とは余りに安すぎる。
老後のお楽しみとしては、実にコスパが高い。

さ、週末は楽しもう!

2015年11月14日土曜日

思うこと

今日の痛み度は45%くらい。ちょっときつい。

木曜の夜から、薬が弱い物になったからなのか?

久し振りに雑踏の中を歩いたからなのか?

豊田にある実家を売却するための契約書に署名捺印する為、星が丘の不動産会社を訪れた。
買手、買手側不動産会社、売手側不動産会社、そして売手である私。
四者が初めて一堂に会した。
買手は小学校、中学校とも私の後輩ということになる。
実のところ買手は二人兄妹なのだが、妹さんは来られないとのこと。

手続きは契約書の読み合わせと確認。署名捺印。40分程の作業である。
引き続き手付金の受渡があり、散会。
あっさりとしたものだ。

受け取った手付金から不動産会社の手数料をその場で支払った後は、担当者に持ち慣れない現金のボディガードを依頼し、銀行ATMまで同行してもらう。

これで、両親の死後、なかなか決断出来なかった実家の処分も一段落した。
年内には測量を終え、受渡しが完了。私の手を離れることになる。
年明けには建物の取り壊しに入るという。

決断できなかったとは言え、私が実家で暮らした期間は10年しかない。
ただ、それは幼少期から思春期へと移り変わる、余りにも眩しいまでの日々だったのか。

人は
どうして 失くしてから
どうして 亡くしてから
もっと もっと
大切にしなかったんだろう
優しくしなかったんだろう

って思う。

2015年11月13日金曜日

結果は?

問題の木曜日が過ぎた。

今日は一日大忙し。

午前中は会計事務所に行き、午後からは水彩画の同好会に参加。
夕方は整形外科である。

水彩画は前回描いた貝の下絵に色を入れる。
貝は貝でも、すべすべした貝じゃなく、まるで溶岩の表面のようにごつごつし、且つ複雑な色が絡み合っている。どの色をどんな順番でどのように入れるのか・・・・途方に暮れる。
どうやったらあの質感を?
若い方の先生に、「鉛筆を使ってみたら?」「白を使うのも良い方法ですよ」と言われ、まるで目から鱗。
透明水彩では白と黒はタブーだ、と教わっていたから。世界を変えてしまうから。
「ここぞっ!って所では使って良いんですよ!」と言われ、呪縛が解ける。
完成は次回かな?

整形外科では、快方に向かっているとの報告に薬のレベルを下げてくれた。
リリカ25mg×2を朝夕である。
快方に向けて一直線!という訳には行かないだろうが、一進一退でもよいから全体として快方に向かってくれればそれで良い。

さて「気」である。
先程、大阪の友人から電話があった。
「どうやった?」
昨日の夜九時ごろに二人掛かりで気を送ってくれたらしい。
「残念ながら変わらないよ。今は快方に向かっているけど、痛みがゼロになっているわけじゃない。その意味では昨日と比べてはっきり意識できるほど良くなっているとは思えない」
「そうか・・・・まだ実力が足りんのや」
そういう問題か?

「納得できるように、論理的に説明してよ!」
「いや~、俺が説明して欲しいわ!」
おい、おい!!

私の身体の悪い部位は「オーリング(O Ring?)」という手法で、私の写真を使って行ったらしい。
手の親指と人差し指でOのリングを作り、全身をスキャンする。悪い部位の上にくるとそのリングが解けるのだそうだ。
確かにそれと似たような事がWikiにも書かれてあった。
それって「こっくりさん」じゃないの?

ま、彼は至って大真面目に取り組んでいるし、そのことで毎日充実しているらしい。
「また時々こっちから気を送るから、実験台になってくれ!」
こちらとしては、知らないうちに腰痛が治るのなら、大歓迎である。



2015年11月11日水曜日

期待の「気」?

くだんの「気」は今晩送られてくるらしい。

一昨日あのように言い放ったものの、本当に「気」で治るのなら、それほど嬉しいことはない。
だって、飛び上がるほど痛いあの神経ブロックを打たなくても良い!
効くのか効かないのかはっきりしないクスリを飲む必要もない!
ましてや身体にメスを入れる必要も無い!
のだから・・・。
本当は実は、密かにちょっぴり期待しているのだ。
明日の朝、どうなっているだろう・・・・?

昨日、Amazonから「Fire TV Stick」が届いた。
これでネット動画を観るのだ!
テレビのHDMI端子に挿入し、ネットとはWiFiで接続。
これをBlueToothの接続のリモコンで操作する。
セッティングは思った以上に簡単だった。

プライム会員だからなのか、私のアカウント情報が予めセッティングされているのも嬉しい。
実に効率的だ。
試しに、ラッセル・クロウ主演「ビューティフル・マインド」を観てみた。
最初こそ画像が粗いな~と思ったが、直ぐに綺麗になってきた。
これは、再生に受信が間に合わない時にも、中断することなく画像を粗くして再生する技術であるとか。
ブルーレイの画質には及ばないものの、敢て返品することも無かろうと判断。
これで、益々通常の放送は観なくなるかも・・・である。

2015年11月10日火曜日

「気」って?

一か月ぶりに大阪の友達から電話があった。
「腰痛が酷いって言ったけどその後どうや?」

彼は鍼灸師なのだ。
先月電話があった時に5月から悩まされている腰痛を彼に訴えていた、という事を思い出した。
本当に藁をもすがる思いだった。

MRI診断により、椎間板ヘルニアという診断が下り、投薬と整形外科での簡単なリハビリを3か月以上繰り返したが全く成果が上がらず、私も悩んでいた。
代替治療として電位治療にも通ったが腰痛には無力だった。
何と言っても腹が立つのは、この腰痛のせいで、予定していた海外旅行を二つもキャンセルする羽目に陥ったことだ。

「実はあの後、神経ブロックをやって、今は若干緩和されてるよ」
「あー、そうか!神経ブロックやってもうたんや!」

要件を確かめ、それを要約するとこういう事らしい。
彼は「気」による治療を始め、しかもそれを「遠隔治療」するのだという。
その実験台になって欲しいのだそうな・・・・
「はーっ!?気?遠隔治療?」
である。
具体的にその方法を尋ねてみたものの、具体的な説明は無い。こちらはただ普通に過ごしていれば良く、大阪から「気」を送ると言う。
「遠隔治療って、距離は関係ないわけ?地球の裏側でも良いの?」
「良いんや!」・・・・わけ分からんぞ!
「どういう理屈なんだよ?」
「とにかく、受けてみい!」

どうも理論的では無い。
彼の考えとしては、神経ブロックは対処療法であり無意味なのだ、と結論付けている。
それに対し、殆んどの椎間板ヘルニアは3か月程度でマクロファージの働きによって自然治癒しており、それでも痛みが続くのは、痛みによって血管も筋肉も収縮すること益々神経が過敏になるという「痛みの悪循環」が起きている可能性が高い。従ってその「痛みの悪循環を断つ」という目的の為にブロック注射を受けるのだ、と説明してみた。
それに対して彼は
「ま、とにかく受けてみい!」

私も科学万能だとは思っていないし、宇宙規模で考えれば科学で証明できることの方が少ないことぐらい知っている。
ただ、少なくとも医療機関に画像処理を含めたコンピュータシステムを提供し、物理の本を読むことを趣味の一環としている身としては、彼の「気」の説明にはどうも納得し難い。
「気」そのものに興味が無い訳ではないが、どのようなプロセスで私に到達するのだろうか?
ニュートリノのように、地球上の物を透過する、というのだろうか?
それとも、そのような疑問を持ってはいけないのだろうか?

ま、肉体的にも経済的にも負担は無さそうなので、水曜日と木曜日の痛みの違いについては報告するという約束をして電話を切った。

痛みが劇的に緩和されたら、私はひょっとして非科学的なものの信者になってしまうかもしれないなぁ・・・
しかし、それよりむしろ全然変化が無かった時に、彼から
「神経ブロック受けてしまったからアカンのや!」とか
「お前はこの話に懐疑的だかったからなぁ・・・!」
となどいうレスポンスが返って来る事を恐れている。