2015年12月24日木曜日

今年最後の木曜会がクリスマスイブって?

今年最後に言う「今年最後」かもしれない今年最後の木曜会だった。

この2週間、あのピエロに悩まされ続けていた。
あの投げ出した両脚に履いている、サテンのパンツがどうしても描けない!
まず、布らしい柔らかな風合が出せないし、サテン独特な光をどう描いて良いのかさっぱり分からない。
小さなスケッチブックでその部分だけ試し描きをしたが、何枚描いてもつかめない。

今日は「まぁ、いいや・・・もう一度、デッサンを丁寧にやりなおそう!」と開き直って出向いた今日の木曜会だった。
先生に助言をもらおうと機会を窺っていたのだが、大先生は話好きで他のテーブルに捕まって出てくる気配全く無し。
仕方なく、スケッチブックに脚の部分だけのデッサンを始めた。やっぱり全く風合が出ない。
何なんだ!何故なんだ!

私のすぐ後ろに若先生が手持ち無沙汰っぽく立っていた。
あー、もう我慢できない!!!
「ちょっと良いですか・・・・?」

「デッサン出来てるじゃないですかあ!」
え?できてる?ウソ?どこが?
「下地の色は塗られているので、その上からそのデッサン描き込んだら?」
はぁ?
鉛筆で描けば良いという。
Shit !
反則?逃亡?妥協?
気に入らないが、確かに今の自分の実力では、これしか無いのかも・・・。

ヨーシ!やってやろうじゃない!!

2時を過ぎた頃
「今日はクリスマスイブだよ~!ケーキあるからネ、ちょっと休憩してお茶しましょう!」
と号令がかかる。
家族以外の多人数で迎えるクリスマスイブなんて、小学生の頃の子供会のクリスマス会以来かも?
やはりウキウキ楽しい気分になる。
ケーキを置いてある紙ナプキンも奇麗です。
ナプキン貰って帰りました。

サンタさんが可愛いな

さあ、描き込むぞ!
せっせとB系の鉛筆を走らせる、走らせる、走らせる・・・・
少しずつ、少し形になってきた。
休憩中の仲間が後ろから覗き込み「わぁ」とか「すごい!」とかお世辞八分の賛辞を浴びせてくれる。
これだよ、これっ!
お世辞と分かっていても、これが一番の励みなのだ。

大先生が横を通って「良い色になってるわぁ!」って。
遅いだろうが!っつうの!!
それに、訊きたかったのは、色の問題じゃないから!!

息が詰まりそうになり、目を他に向ける。
ピエロが寄りかかっている、陶器の水差しでも描きますか。
気分転換も良い。
何やら、弥生式土器のようにも見えるが、これはこれで自分の絵らしいと思う。

今日の仕上げに、再度ピエロの脚に挑戦。
鉛筆で描き込んだ所に、ダメ押しのように絵具を落とす。
これで、もう少し光と影がクッキリするかも?


今日はここまで。
まだまだ先は長いし、ピエロの顔という最大の難関があるが、今日の進展には一応の満足である。
一人一つ、と長い葉っぱ付の「蕪」をもらって帰った。
お休みの間に描きなさい、という意味だろう。




2015年12月22日火曜日

図書館で一日

今年最後の「良いお天気」とか。
ここでも「今年最後」だ。

朝から図書館に行ってみた。

一階開架

以前から、図書館は時々利用しているが、それはあくまでも「図書を借りる」という利用である。
しかし、今日の目的は違う。
以前から気になっていた二階の「IT講習室」の利用なのだ。

ホームページを見てみると、PCの利用が可能とか。
PCの利用には大きく二つあって、図書館設置のPCを利用することと、持込みPCを利用することだ。
私はノートPCを入れたリュックを担いで入場した。
学習室のテーブルに私物を置き、受付でテーブル番号を告げて無線LAN利用を申し込む。




係員がワンタイムIDとワンタイム・パスワードを印刷して渡してくれる。
それを持って私物で抑えたテーブルに行き、利用開始だ。

PCのWiFiからルータに直接接続するのではなく、各テーブルに敷かれている「無線LANシート」経由でネットに繋ぐらしい。
台数制限をする為だろう。
今時、タブレットやスマホが多く、直接つながれてしまったのではトラフィック量が想定外の大きさになってしまうからだ。

しかし、いったん繋いでしまえば、後は快適!快適!
一番の目的だった「YoutubeでC#のプログラミング学習をする」という目的も、動作も軽く何ら問題ない。
一階のPC室は学生向け、社会人は2階と別れているのも良い。

二階はガラガラ

夏休みとかは平日も学生・子供も利用が多いから、別れているのは助かる。
特に2階は子供向けの図書が無いので、通年比較的静かだし、何と言っても私が見たい「水彩画」関連の図書が2階にあることも都合が良いのだ。

MyPCと無線LANシート

今日は何故か、若いニイチャンも座ってる。
仕事休みか?
静かな雰囲気で、勉強も捗る。

お昼だ。
図書館の中にもカフェがあって「カレーうどん¥600(くらい)」とあったが、人の出入りもワサワサして落ち着けそうになかったので、外に出た。
近くの「サガミ」で「味噌煮込みうどん」だ。ワォ!味噌煮込みうどん、今年初めてだ。
美味しかった!!
近くにはラーメン屋、とんかつ屋、讃岐うどん・・・とお店もたくさんあるのが嬉しい。

午後になると、スーツ姿のサラリーマンが加わる。会社サボった?
私のような爺さんもパラパラと居るようだ。
私は、勉強に疲れると、ネットでニュースを見たり、開架図書に行って水彩画の本を眺めて目を休める。

二階から一階開架を見下ろす
結局、夜の七時まで居たが、実に充実した時間だった。
家でも勉強はできるが、家には誘惑が多すぎる。
部屋には楽器が並んでいるし、コーヒーを飲みに階下に行けば、ついつい甘い物も欲しくなる。
それに比べて、唯一の誘惑と言えば「水彩画」とは、余りに文化的ではないだろうか?




2015年12月20日日曜日

Sweet Home Chicago

2月から始めたバンドも練習納め。

徐々にレベルは上がっていると思うが、どうもバンドの目標が定まっていない。
別に定める必要も無いのかもしれないが・・・・
サイモン&ガーファンクル、ポールマッカートニー、ウォ-カーブラザース、ボサノバ、ビーチボーイズ。
もちろん、全て我々なりのアレンジを施してあるので、曲ごとの違和感はないと思う。

さて、今日は新たにブルースというジャンルを加えた。
曲は「Sweet Home Chicago」
伝説のブルース・プレイヤーであるRobert Johnsonの名曲だ。
ブルースに挑む者は誰でも一度は演奏する、という定番中の定番。
ここで言う「Chicago」は例のシカゴではない、という説もある歌詞の謎も有名な話だ。
かのオバマ大統領も唄っているので、一度は聴いてみて欲しい。
White House Blues All Stars
まるで、不良に囲まれてドキドキしてるけど、仲良くしておかないとクラスがまとまらないからなぁ・・って、頑張って上手に付き合っている学級委員みたいだ。
それにしても、よくぞここまで不良老人が集まったものだ。
当時、やはり黒人大統領の誕生は、彼らにも大きな希望を与えたのだろうか。
それはさておき、大統領の唄いっぷりもなかなか大したものだ。
さすがというべきだろうか。

実は、私にとってブルースは初挑戦。
今まで、ブルースっぽい曲はこなしてきたし、遊びではよく演奏したが、純粋のブルースは初めてなのだ。
自分の声が、ブルースのそれとは全くかけ離れているということもあったし、周りにそういう仲間も居なかったからだ。
ただ、今は自分たちの音楽をすれば良い、と思うだけなので、原曲がどんなジャンルでも構わない。
自分が演奏したい、自分が唄いたいという曲を演奏すれば良い。

3部のコーラス仕立てにした唄もさることながら、楽器の個人技も試される。
腰痛の都合で、当面はブルースハープ一本でどこまで高みまで行けるだろうか?

2015年12月18日金曜日

今年最後のデッサン教室

最近は「今年最後の・・・」が増えてきたが、今日は今年最後のデッサン教室。

教室に行ってみると、同じテーブルの女性が何やら不機嫌な様子で私に紙片を渡した。
来年の三月末で、現在の教室の運営団体が、各種教室の運営から撤退するという内容だった。
現在は愛知県の外郭団体が、この口論議(こうろぎ)運動公園の運営を行っているが、恐らく来季から民間に移管するという話らしい。
きっと、県の財政的な問題解消のため、収益を生み出していない事業を見直しての施策なのだろう。
しかし、教室の仲間からは「楽しみしてるのに・・・」という不満の声が出ていた。
私にしたってそうだ。
多分、民間に移管すれば、収益とは無縁なデッサン教室なんぞ開催されるわけがない、という見立てなのだ。多分、当たっている。
先生に直接、格安な会場を提案している人もいた。
ま、来年の3月までには少し時間もある。
色々なことが解って、色々な動きも出てくると思う。

さて、今日は新ネタ。
いつものテーブルにいつものメンバー・・・最近は少し位置が固定化しているか?
お題は「ガラスの皿にレモン」。



またしても奇妙な取り合わせだ。
先生も「ゴメンナサーイ!難しいのばかりで・・・」

レモンなのだが、色は蜜柑のようだ。
レモンは楽勝と思ったが、ガラスのお皿が難しい!
これが水彩なら・・・と思わなくもない。
またお皿の形が全く不規則な形であり、どうにも捉えにくい。
とにかく集中!集中!

お向かいの女性が
「もう~いやんなっちゃう!里芋になっちゃった!!」
思わず吹き出してしまった。
僕は最後まで、ガラスと格闘。


この続きは年明けになる。
さて・・・・ガラスに光をどうやって入れようか?


2015年12月10日木曜日

水彩画

前回の「貝」は終わったので、また新ネタに取組む。

先生は山のようにモチーフになる物を持ってくるので、我々はその中から選ぶ。
が、中には自宅から好きな物を持ち込んでいる人もいる。
私と同じテーブルで描いていた男性は、自宅から大根を持ち込んでいた。
小ぶりの小さな大根3本を形よく組合わせて描いていた。

どうも、男性は男性同士、女性は女性同士というふうにテーブルに着いているようだし、私も自然とそうする。
なぜ、女の人はあれほどまでにお喋りなのだろう?
女性は100%一人残らず、3時間目いっぱい喋りまくっているのである。
「孫の話」「テレビの話」「若い頃の話」・・・・聞く気は全く無いのだが、嬌声まで含む遠慮の無い声から逃げる術は無い。
あれだけ喋り続けながら筆を止めることなく描き続けているということは、ひょっとして凄い事なんじゃないかな?とも思ってしまう。
唯一、オバちゃんと一緒に終始お喋りをしている男性が居るが、あくまでも例外。絵にも自信がお有りなのだろう。
だが、それ以外の数少ない男性陣はほぼ無音。
私は、頭を掻きむしって自問自答してばかり・・・ひょっとしたら独り言をブツブツ言っているかもしれないが、この程度は許してもらおう。

モチーフを決めて、下書きをし、最初に色を入れる時、いつも私は苦悩する。
下書きをした段階では、たとえ線の無い所でさえ、私の頭の中で対象物は立体なのだ。
ところが、最初の色を入れた瞬間から、私のイメージは破壊されてしまう。

透明水彩は下の色を透過させる。それを前提にして描かなければいけない。
紙は白として使う。
だから、油絵には無い、さわやかな世界が広がる。それが水彩画の大きな魅力だ。
また、そうして色を重ねることで新しい色を作っていく。
だから、濃い色の上に薄い色を重ねても、薄い色は全然生きてこないのだ。
油絵のように、後から光を描き入れる、という訳にはいかない。
ハイライトなんぞは「色を乗せない」ことだ。
ということは、光って明るくなった色を先に乗せることになる。
これが最初の苦悩だ。
薄い色で描くと、イメージしていた立体感は完璧に消え、のっぺりした異物になってしまうのだ。
モチベーションも下がるよなぁ!!

特に今回は黒っぽい衣装を着た人形が主人公。
サテンのようなダブダブの黒い衣装を纏ったピエロである。
最初は勇んでテーブルの上でポーズを取らせたが、直ぐに後悔した。
あーっ、難しい!!
絶対、描けんぞっ!
ひだひだはいっぱい有るから、思いっきり濃淡はあるんだけど、どんな色を作ったら良いのか皆目見当がつかない。
ひだ多すぎる。
それに!それに!「黒は使わない」という原則がある。
なんで、こんな原則があるんだぁぁぁぁぁぁぁ!!
前にもここに書いたけど、白も使わないんだってさ!!
じゃあ、なんで絵具セットに白も黒もあるんだよっ?って感じ。
「濁るから」だって。分からなくはないけど・・・
襟の部分の銀色はどうやって描きゃ良いのさ?見当もつかない。

しばらくの間、この子と格闘です。

黒い衣装を描くのに、黒は使わない・・・・光の当たっている場所はともかく、影の部分にも使わない。
車がガレージにあるのに、歩いて行くみたいな(健康的で良いんだけど)?
システムキッチンがあるのに、隣で七輪で火を起こすみたいな?
エクセルに計算式入っているのに、後で電卓で検算するみたいな?
あぁ、良い例えが思い浮かばないけど、とにかく自虐的だぁ・・・!!

例えば、人物を描く時の肌色をどう出すか?
普通は、まあ白が基本で、赤と黄色を足すってのが相場じゃん?
でも、透明水彩の人はそんな事しちゃいけないの。
白は紙が白いでしょ?
そこに、思いっきり水で薄めた赤と黄色を塗る。
ピンクだなんてもってのほか。赤だけで描くんだろうな・・・でも絵具の中にはあるし。

だから、今回は
「どこから描けば良いんだ?」
「どんな色を使えば良いんだ?」
「え~い、分からん!」
・・・・ブツブツ言いっ放しだった。

2015年12月8日火曜日

"Wallflower" Diana Krall Part2

腰痛はなかなか厳しいけど、ま、それは・・・さて置き。

Diana Krall「Wallflower」の続編。

5曲目「Wallflower」
アルバムタイトルである。
実はこの曲、初めて聴いたのだが、このカントリーっぽい雰囲気が即座にお気に入りになってしまった。
オリジナルは誰なんだ?と思って調べたら、何と!ボブディラン!!
知らなかったなぁ!!
ディランと知って、歌詞を読んでみた。きっと難解な歌詞なんだろうなぁ・・・
と思いきや、タイトルは文字通り「壁の花」。

~~~~~~~~~~~~~~~~
壁の花になってるけど、僕と踊らない?
独りぼっちで寂しいんだ
壁の花になってるけど、僕と踊らない?
君に恋してるんだ
~~~~~~~~~~~~~~~~

とまぁ、僕の勝手な意訳だけど、ラブソングだよね?

歌詞を読んでいたら、計らずも40数年前、大学入学直後のダンスパーティーを思い出した。
人生最初のダンパだった。
高校生の時に思いっきり背伸びして買ったスーツを着込み「ダンパ」に臨んだが、ブルースもワルツもジルバも知らない若造が踊れる筈もなかった。
悔しくも、先輩の踊りを見ながらも、私は「壁の花」ならぬ「壁のシミ」。
その時、好きだった人がいたのかどうかは憶えていないが、いたとしてもお互いが「壁の花」であり「壁のシミ」だった。
話は思いっきり脱線してしまった。
それにしても、イントロのストリングスが素晴らしい!

6曲目「If I Take You Home Tonight」
どこかで聴いた曲。胸にスッと入って来るメロディだ。
どこで聴いたんかなぁ????思い出せない。
調べたら、なんとポール・マッカートニーが書き下ろした曲。
しかも彼自身は未発表とのこと。
ということはダイアナの為に書きおろしたということか?凄いな!!
確かに、ダイアナの夫であるエルビス・コステロと通じて二人には交流があるし、2012年のポールのアルバム「Kisses on the Bottom」はダイアナが全面的にサポートしている。
更にこのアルバムはロサンジェルスのスタジオライブで観ることができる。
さて、「If I Take You Home Tonight」に話を戻そう。
なんてイングランドな曲なんだろう!!
多くのポールの曲には、非常にイングランド的なメロディが色濃く、それが何故か懐かしい。
ごくシンプルなメロディであり、ごくシンプルなコード使い。
それでいて、これほどまでに魅力的なメロディを編み出してしまう才能は何だ?
ここで又、彼の天才ぶりに打ちのめされてしまう。

まだ楽曲としては半分だが、今日も体力切れ。
また後日に・・・・・

2015年12月7日月曜日

予約外の整形外科クリニック

今日は予約外だったが、整形外科クリニックに行った。
腰痛が酷くなってきているからだ。

どうも先週末頃から痛みがキツイ。
腰を伸ばして立つこともできないし、歩行も困難な状況。
無理矢理歩こうとすると、前かがみにならざるを得ない。
まるで爺さんじゃねえーか!(実際、爺さんなのだが・・・)

「仙骨裂孔ブロック」「神経根ブロック」という二段階のブロック注射をしたが、数日の効果しかなく、一度は改善の兆候が見られたものの、その後再度症状が悪化していることを考えると、いよいよ外科的手術を念頭に置かざるを得ないと考え始めた。
それに、これ以上薬物治療を続けて「クスリ漬け」になってしまうのも怖い。
今日は主治医にそのことを相談しに来たのである。

さすがに主治医も、私の考えに同調してくれ、具体的な病院選びとなった。
この地方で整形としては、先日収賄事件で騒ぎのあったMJ病院が有名で、「神の手」を持つドクターが居ると知人からも聞いていた。
しかし、全国から患者がそのドクターを頼ってくるので、紹介状があっても3か月以上かかるらしい。
それまで俺の腰はもたんぜっ!
ただし、そのドクターは特に難易度の高い側弯症治療で有名とのこと。
私の場合にはそこまで必要ではないのではないか?
と判断し、行き慣れたA医大病院への紹介状を書いてもらい、クリニックから予約を入れて貰った。
予め調べてあったが、A医大は指導医の数、治療実績もN大学医学部病院に次いで充分である。
さすが大学病院だけに、予約が取れたのは年明け1月6日だった。

家に帰って、早速A医大病院を調べたら病室に有線ではあるがLAN配線がされており、PCの持ち込みOKとのこと。
ヤッター!
これで仕事ができる!
勉強できる!
Amazonビデオ観れる!
音楽聴ける!
全然退屈しないじゃん?!
ただし、夜は9時でLANもCloseされてしまうとか・・・・夜更かししちゃうもんね?!
ただし、WiFiルータ等の持込みは厳禁。
医療機関だけに、やはり無線には神経質になっているようだ。
ということはスマホ、iPad等は不可。

まぁ、その後状況が変わって、検査で入院不要という診断がされれば、それに越した事は無いのだが。
そんな奇跡は起こらないかぁ・・・・?

2015年12月4日金曜日

デッサン教室

今回は大失敗!!

全然納得できない!

やっぱり朴葉が難しかった。
素材感に着目する余り、全体の前後関係、立体感が損なわれてしまった感じである。
本当は葉脈など後で良いのだ。
私の場合、「木を見て森を見ず」ってとこか?

問題は、「面」を如何に作るか?だ。
「線を以って、面を作る」ということが、デッサンにおいては真骨頂。
できれば、少ない線でそれが実現できれば・・・・と思う。

それにしても、自然は凄いなぁ!
人工物は、とても足元にも及ばない。
どうしたら、もっと自然に近寄れるのだろう?

納得できないけど、時間切れです

□□□体験記

久しぶりにコスコトに行った。

朝から少し腰の不安を抱えてはいたが、「行けば何とかなるだろう」程度に考えていた。
何ともならなかった。
車を駐車場に置いて、お店に入った頃には既に相当ヤバい状態になっていた。

「オレ、車で待ってるよ」
幸いにも車中に居て凍えるような気温でもない。
問題は車まで歩いていけるか?だった。
途中で休憩していけば、何とか行けるか・・・?
そんな私の思惑など無視して、妻は「車椅子借りてくるから、待ってて!」
「え~・・・?車椅子?」
あっけにとられた私を近くのベンチに座らせ、妻は一人歩いて行った。

まさか、車椅子に座ろうとは思ってもいなかった。
恐る恐る、座ってみる。
クッションは悪いが、腰は楽になった。
足の置き場所と、ブレーキを確認すると、喜々として妻は車椅子を押して店内を進み始めた。
オーッ!景色が違う!!
当たり前なのだが・・・・
いや・・・案外、快適なだなぁ、と感じている自分がちょっと怖い。

自分の行こうとする方向と、妻の行こうとする方向が微妙に違うので、時々戸惑う。
また、低い視線から見ていると、スピード感覚も微妙に違う。他人が歩いているスピードは案外早く、自分が押されているスピードも結構速く感じるのだ。

低い視線に慣れた私は、自分で車椅子を動かす事を妻に申し入れた。
妻は「人の少ない場所でなら」という条件付きでそれを受け入れた。

自分で、車輪を回してみる。
オー!案外動くものだな!
最初は人気のない場所で、基本動作を練習。
前進、方向転換、バック、回転。
これだけできれば、何とかなる。

妻と店内を一巡することに。
意外だったのは、車椅子に座っていると、気を使ってくれる人が多かった事だ。
少し大げさに「ごめんなさい!」と言ってくれる。
有難いことだが、こちらも恐縮する。
操作に慣れてきた私は、少し人ごみの中に入っていった。
車椅子が加害者になるかも?
動かなくて、停まっているだけでも人ごみの中では障害物になり得る。
そしたら、今度はこちらが「ごめんなさい!」だ。

細心の注意を払って、店内を一周。
購入すべき物を決めた妻は、今度はカートを押して雑踏の中に消えていった。
私は家電売り場で待機することに。
従業員のお兄さんと仲良くなって、新しいiPadやMacBookの話をし、コストコの保証制度のメリットを聞いた。
確かに、コストコで家電・IT機器を買うのも良いかも知れない。
うちのiPadも古くなったので、そろそろ買い替えたい。

一人家電売り場をウロウロし、BOSEのヘッドフォンを見つけた。
良い音してる。
楽器の一つ一つ、ボーカルの一人一人が、それぞれ色の違った粒のように耳に飛び込んでくる。
あ、これ欲しい!
幾らかな?
悲しいかな、車椅子からでは値札が見えない。
Shit!

車椅子用のトイレも使わせてもらった。
中で回転しようとすると、どうしてもあの広さが必要なのだという事を体感。
店内のまっ平なフロアだけでは・・と思い、帰りは車まで車椅子で行った。
歩いていると全く感じないであろう段差も、車椅子では強く感じる。
もう少し、クッション性を持たせられないものか?

今回のような限られた環境の中で判断しては軽率なのかも知れないが、案外車椅子の操作も何とかなるものだった。
こののち、来てしまうかもしれない「被介護生活」に向けて、少しは心の準備になったのだろうか?

母が数回使っただけの車椅子、自分の車のトランクに積んでおこうかと考え始めている。クッションも添えて。


2015年12月1日火曜日

"Wallflower" Diana Krall

Amazon Prime Music を聴き始めて以来、ハマっているアルバムを紹介したい。

今日の標題がまさしくそれ。

今回はかなり怖い顔!

私はダイアナ・クラールは何枚かアルバムも持って、以前からよく聴いている部類なのだが、このアルバムは今までとは全然毛色が違うと言って良いだろう。
60年代から80年代頃にかけての、ポップスを中心に唄っている。
しかもアレンジはあの巨匠デビッド・フォスターなのだ。
全くJazz色が無いので、彼女にJazzシンガーあるいはピアニストとして期待している人には、許せないアルバムかもしれないな~・・・
でも、私のような世代にとっては、実に懐かしい名曲揃いの胸キュンものばかりなので、機会があれば聴いておいて損はないってば!!

おーっ、やっぱりYoutubeにも上がっている。こちら→Wallflower
曲順はずいぶん違うが、音質を気にしなければこれで十分かも?

最初、ダイアナのCDを手にしたのは、正直に告白すれば彼女の容姿である。
「動機が不純!」って?
だって以前は、なかなかCDの試聴なんてできないから、新しいアーティストのCD買うのは実に勇気が要ったのだ。
その時に頼るのはジャケ写。
ジャケ写でピンと来るものの中の一つの要素として、女子の場合「美形」というのがある。
ま、お見合いのようなもんだから・・・・・
ダイアナは大当たりだった。

さて、曲紹介・・・

1曲目「California Deamin'」を最初に耳にした時には
「え~・・・!またベタなポップスをカバーしたものだ!こりゃ期待できんぞっ!」
と思ったのだが、聴き進むうちに、実にオシャレなことに気が付いた。
ボサノバ調ののアレンジなのだ。
さすが、デビッド・フォスター。
ホ~・・・こういうのもアリよね?

2曲目「Desparado」
あれ?ご本家、イーグルスのドンヘンリーが唄ってるんじゃね?と思うほどの低音&ハスキー。
もちろん、ダイアナが低音の持ち主であることは百も承知だったが、これほどまで~?
と思うほどの凄みなのだ。だから、原曲のイメージ全然壊していない(?)。
サビで時々覗く、女性らしい声も「少年か?」という感じ。
でも言っておくが、ダイアナの声は低音でハスキーだけど、決して荒っぽくはなく、優しい女性らしい声である。

3曲目「Super Star」
ご存知、カーペンターズの名曲。
勿論、カレンの声とは全く違うが、ダイアナの女性らしさが前面に出てるじゃないだろうか?

4曲目「Alone Again」
いや~!懐かしいなあ!!
本当に一世を風靡したとは、まさにこの事。当時はホントよく聴きましたぞっ!
アイルランド人のギルバート・オサリバン。独特な個性で世界中に旋風を巻き起こした。
ピアノ弾きにとって、エルトン・ジョン、ギルバート・オサリバンへと続く英国風の流れに憧れたものだ。
また、声は少しポール・マッカートニーに似てたような気もする。
ちなみに、何故、アイルランドには素晴らしいミュージシャンがあんなに多くいるのだろう。今でもだ。
さて、ダイアナはこの曲を、かなりテンポを落として唄っている。
ふ~ん・・・感じ良いね~!
そうだ、オリジナルが流行った頃、曲としては軽快だけど歌詞の内容は悲しい内容なので、そのアンバランスに若干戸惑った。
「結局また一人だもん!」とアッケラカンと唄っているのが、かえってそれが悲しく、ヨーロッパ人の奥深さを感じさせる。
そういう意味では、ダイアナの歌は素直に歌詞とぴったり合っているのかもしれない。
アメリカ大陸とアイルランドという違いかしら・・・
今度、うちのバンドで唄おかな?

まだ、先は長いので、今日はこの辺で。
続きはまた。

2015年11月26日木曜日

水彩画

今日は二週に一度の「木曜会」。
水彩画の同好会である。

同好会とは言っても、ちゃんと先生は居る。二人も居るのだ。
二人とも女性だが、大先生は私より少し年嵩の洋画家。
若先生は40前後、専門は日本画(らしい)。
10~15人の会員に二人の先生なのだから、贅沢と言えば贅沢。

我々一般会員に勿論、若いのは居ない。
女2に対し男1という割合だ。
男は描き始めると、黙々と自分の世界に入り込んで一言も発しないのとは対照的に、女は口を動かすのに忙しくて、いつ筆を動かしているのだろう?と不思議に思ってしまうほど姦しい。
でも、きちんと作品は出来上がっているのだから、二つの動きは両立していると思われる。

ここでは、各自がモチーフを勝手に決め、勿論構図だって自分で決めるのだ。
描くペースも各々勝手なのが良い。

今回の私のモチーフは「貝」。
どうも苦手なのだ。
というのも、以前「貝」にチャレンジし、デッサンの段階で早々に完敗してしまった記憶が苦々しい。
形からして捉えにくい。
できれば避けたかったのだが、大先生の強い奨めとあっては断り辛い。
確かに、苦手な物は早く克服しておきたいし、今は色々な「素材感」を掴む経験を積むことは大切な事だ。

何とか完成させるつもりで迎えた今日は3回目。
1回目は鉛筆での下絵。
2回目は基本的な彩色。
3回目で仕上げ。
大体私はこんなペース。

中央の主役となる貝のザラザラ感をどう出したら良いのか?ずっと悩んでいた。
若先生にアドバイスを求める。
「白を使おう!」
「鉛筆も使っちゃおう!」
「小筆を上手く使おう!」
う~ん!良きアドバイス!!
と思いきや、若先生、やおら座って筆を入れ始めた。
あら~~~?
確かに良くはなっていくのだが・・・「あとは自分でしますから」と奪還。
若先生にはこの癖がある。
デッサン教室の先生も同様の傾向があるのだが、最近私は意識して「加筆させないオーラ」を出して、何とかこれを避けている。
さすが大先生は、決してこういうことはしないのである。
言葉を換えれば大雑把とも言えなくもないが、「絵を描く時の精神」「絵を描く楽しさ」「絵との対峙の仕方」こういうことを教えてくれる。

しかし、何とか形になった。
少しは貝に見えるだろうか?
まだまだ精進。
それにしても、神が作ったこの自然・・・なんと奥深いことか?


2015年11月22日日曜日

Joey and Rory

久しぶりにカントリー系の新しいミュージシャンを発見した。

Joey and Rory

カタカナでは「ジョーイ・アンド・ロリー」で良いのかな?
カントリー・ファンあるいはブルーグラス・ファンには既にお馴染みなのかな?

この年になると、聴く音楽も固定化されてしまい、新しい音楽に出会うことも少なくなってしまっている。
きっかけはAmazonのプライムMusicだ。
せっかくの権利とばかり、音楽を漁っていた時に偶然見つけた。
今ではすっかりはまってしまい、スマホにダウンロードして、車でも聴けるようにしている。

ご夫婦で活動されているようで、ジョーイさんが奥さん、ローリーさんが旦那ということになる。
何といっても、一番の魅力はジョーイさんの声そのものだ。
癒されるのなんのって・・・・
ローリーさんとの声の相性も良く、ハーモニーも素敵である。

Youtubeにもたくさんアップされている。
夫婦でこんな風に唄えたら本当にいいね!

If I need you

スタンダードの「Let it be me」もある。
これ、私も以前よく唄っていた曲。

Let it be me

再生回数も20万程度だから、まだまだメジャーとはいかないのだろう。
日本の皆さんにも一度は聴いて頂きたい。

2015年11月21日土曜日

バスに乗って・・・ライブに

いくらなんでも3時集合は早過ぎた。

行ってみて初めて知った。
「山山堂」の14周年パーティーは7時から始まるというのだ。

お料理作りを始めたお店でリハーサルを始めるも、たった6曲なので全部通したって幾らも時間はかからない。
おとなしいシベリアンハスキーが私たちの前をウロウロしている。
4時にはリハを引き上げ、2階に上がって待機状態。
パーティー開始までまだ3時間もある。
しかもパーティー開始早々に演奏するというのもあり得ない。せいぜい8時頃かな?
それまで、ずっと練習してても疲れちゃうし・・・・・
2階で練習です。

階下ではフラメンコギターの練習に余念がありません

でも、練習したり、ギターで遊んだりして・・・・・6時頃、階下からビールを持って来た。
そろそろ飲み始めますか?ま、一杯だけ。

ようやく下もざわつき始めて、我らも階下に。
とっても可愛らしいハスキーです。
僕らの食べ物に興味津々(当然だ)だったけど、
諦めて寝ています。お利口さんだね!

既に常連さんと思しき人たちが10人ほどは集まり、自然発生的にパーティーは始まっているようだ。
私達も各自お料理を運び、飲み物もビールとワインを追加。
8時近くになったろうか、お客さんも徐々に増え、座る場所の確保が難しくなってきたようなので、我々は2階に上がって席を空けた。

既にすっかりお腹も満ち、アルコールの摂取量も私の一日平均摂取量を超えている。
全員もう演奏モードからは程遠くリラックスしている。所謂「できあがってる」状態?
「一寝入りするか?」
「もう、やめて帰ろうか?」
時間が有り過ぎるとこうなるのだよ。

それでも、気を引き締めて、演奏することにした。
Mrs.Robinsonはまあまあの出来かな?よく走ってしまう所も、落ち着いてリズムをキープできた。
しかし、どうも高音が出ないなぁ!ファルセットに変わるレベルが下がっているようだ。きっとアルコールのせい。
Black Birdの前に入れる予定だったTさんのバッハはやはり失敗した。しかしそれも想定内。
うまくごまかした感じ。
ブルース・ハープの出来は65点。リハの時ほどカッコいいフレーズが出てこなかった。
やっぱ本番前のアルコールはダメなんだろうなぁ。
ブルース・ハープ専門になろうかな?
楽器運ぶのチョー楽!

お客さんはノリノリの状態で、手拍子を打ちながらニコニコ顔だったのがすごく嬉しい。
お客さんも相当酔っぱらってるのだろう。

私たちの後には、比較的若い女の人が一人フラメンコギターを演奏するというパフォーマンス。
リハの後もずっと開店まで一人ギターの練習をしていた。
その割には本番はあっという間に終わってしまったのは残念至極。
マイクなしの生ギター一本はちょっと可哀相だ。


眼鏡のお姉さん、踊り出しそうだったのに・・・

知らない人ばかりのお店だったが、それでも温かい雰囲気に包まれた素晴らしいパーティーだった。
我々はTさんを一人残し、地下鉄覚王山に向けて帰っていった。

腰の痛み指数は最終的に80。
普段公共交通機関に乗り慣れていない私にとって、今日の運動量は響いたようだ。
自宅からバス停まで徒歩5分。バス停で10分程度待ち、5分ほどで地下鉄赤池駅に。
7~8分待って地下鉄乗車。座れてホッ。
八事で名城線に乗り換え本山に。ここも座れてホッ。
本山から東山線に乗り換え一駅で覚王山。
覚王山から山山堂まで5分。
この往復ということなのだが、地下鉄の駅というものは意外と広く、出入り口から電車に乗るまでの距離というのは意外とあるし、乗り換え時の歩く距離もばかにならないのだ。
往路は殆ど感じなかった痛みも、帰路では時間を経るごとに増してくる。
最後、赤池からのバスを下車し自宅までの徒歩は相当厳しかった。

まだまだ、普通の生活は遠いということなのか、この程度のことは一生付き合っていかなくてはいけないのだろうか?

それにしても久しぶりの名鉄バス。
知らない間に進化していた。
バス停にあるバーコードをスキャンし、名鉄のサイトにジャンプすると、該当バス停発車予定のバスの運行状況が分かるようになっているのだ。
直近のバスは何分遅れでどこを通過したのか?
それ以降のバスの遅れ状況はどうなのか?
それらが分かるようになっており、ブラウザをリフレッシュすれば最新の状況が分かるのだ。
待っている身としては、これでストレスを貯めずに済むし、これをブックマークに登録しておき外出時にチェックすれば、いつ自分が家を出発すればよいのかという判断材料になるのだ。
見当外れな時間に家を出て、「一体いつ来るんだ?」と言ってイライラしなくて済む。

多分バーコードにはサイトのURLとバス停のIDが書かれているのだろう。
サーバーはそれを受け取って、ちょっとしたプログラムで答えを返せばよい。
各車両が通過したバス停情報をリアルタイムに報告する仕組み以外、大したコストはかけずになかなか良いシステムを作ったものだ。
・・・こんな進化、知らなかったのは私だけだったのかも?







2015年11月20日金曜日

今日のデッサン教室

7月から通っているデッサン教室。
一か月に2回というペースだが、2回で一つの課題を完成させる。

今日と次回で作品を完成させなければならない。
この教室は3つのテーブルに、異なった静物が置かれている。
生徒は自分で好きな対象の置かれたテーブルに4~5人が座ってこれを描く。
だから、今日のような新しい課題が始まる日には皆さん早く出席して、好きな対象を選んで陣取るのだ。
この点いつも、私はうっかりして、この事を忘れているから教室には殆んど遅刻寸前という有様で、当然選択の余地は限られている。

今日も、難しい所に座ってしまった。(座らざるを得なかった)
静物は先生が置くので、配置を勝手に変えることなどできないし、同じ対象物を角度が違うとはいえ複数人が描くので気に入らないからと言って文句も言えない。
要らないと思えば描かない、という選択肢はアリではあるが・・・

それにしても今回は奇妙な取り合わせだ。

大きな葉っぱ(後で訊いたら朴葉とのことだった)の端っこに林檎が置いてあり、他方、手前には崩れかかったようなロウソクが置いてある。

なに、コレ?
違和感満載ではないか!
葉っぱの上に林檎置くかぁ!?と心の中では悪態をつく。
まぁ先生、愛知県芸の先生だから、俗人の私には理解できないのかも?

ただ言えることは三つの対象物の素材感がそれぞれに全く違うということだ。

クソッ!
だったら全部描いてやる!

ロウソクは何とか目途が立ったのだが、朴葉が酷い!
全然、葉っぱらしくないじゃん!!

私は絵を描く時に、必ず自分に問う。
なぜ僕は、目の前の物を葉っぱだと思うのだろう?何を以て葉っぱと認識しているのか?
なぜ、そこが盛り上がっているって分かるんだろう?
なぜ、その場所が裏返ってるって分かるんだろう?
なぜ、そこが浮いてるって分かるんだろう?
なぜ、なぜ、なぜ・・・・

鉛筆画の難しいところは色を加えられないことだ。
黒と白だけの世界という足枷の中で立体物をどう表現するのか?
難しいから面白い。

林檎は水彩画でも経験済みだったのでチョロイと思っていたら、とんでもなかった。
のっぺりしたボールのようだ。

終了間際になると先生が一巡し、加筆したりコメントを出す。
「あら~!三つとも描いたんですねぇ!!」
おい、おい!
どうやら苦難の道を選んだのは私だけらしい。

次回の二時間でどうなることやら・・・
時間があれば、宿題として家で描き足そうと思い、いつもスマホで写真を撮ってくるのだが、目で見るのと写真ではいつも角度が違ってしまい戸惑ってしまう。
どして?

下手くそ!
あくまでも途中経過です。

2015年11月19日木曜日

Amazon 恐るべし!

ここ2~3日、腰の痛み指数は20%。

本当に何が効いたのだろうか?
余りにもタイミングがずれているから良く分からない。
二回目の根神経ブロックも二日で効果切れ。
強い痛み止めも二日間は全く効果なし。
結局、自然治癒であり、整形外科での処置や投薬は、単にその自然治癒までの時間稼ぎだったのかな?
しかし、まだまだ油断は禁物。

さて、Amazon。
今日はAmazon Musicまでもが、プライム会員に無料提供されるとの報道があった。
おかげで私は以前からプライム会員だったので、今回もその恩恵に預かるのだから、何ら文句はないのだが・・・・・ただ、どうなってんの?

Amazonと付き合い始めてもう何年になるだろう?
最初は音楽CDを買う為だった。
好きなアーティストを検索し、時にはそれを試聴し発注する。
数日後には手元に届く。
それまでの、好きな音楽が街のCD屋には無い!というフラストレーションから解放された思いだった。
勿論、それが街のCD屋の経営に打撃を与えているのだ、と知りつつも・・・・。

CDがやがて、音楽DVDに変わって行った。
それまで、好きなミュージシャン(その時代のメジャーとは決して言えない)の動画など、なかなか観る術が無かった。
だからAmazonで検索した時には「世の中にはこんなに沢山もの音楽映像があったんだ!」と驚愕したものだ。
それも、今では懐かしい。
ネット上では動画など掃いて捨てるほど散らかっているのだから。

やがて、その志向は書籍になり、仕事で使うOA機器になり、Kindle端末そして電子書籍。
いつの間にか、送料無料で即日配送という目的の為プライム会員になった。
年間3,900円など安いものだ。
そして先日のFire TV Stick。
機器代としては4,900円。
更にキャンペーン期間中に予約しておけば、プライム会員は3,000円引きだった。
これに参加しなかったことには後悔しているが、正直、その使い方が想像できていなかったのだから仕方ないし、その不明を恥いるばかりである。
ただ、今はそのメリットを充分に享受している。

従兄が以前、レンタルビデオ店を経営していた。
5~6年前に廃業したと聞いた。
「個人経営ではコンテンツに限りがあるし、大手のディスカウントにはついていけないよ。」
しかし、今では大手とて難しくなるだろう。
オンデマンドが当たり前になり、しかも低コスト定額。
誰がメディアを借りに行くのだろう?借りたら返しに行かなくちゃならない。
本当に時代は変わったものだ。
と言うより、変えたのだろう!

大げさに言えば、ライフスタイルを変えた。こんな年寄りのライフスタイルまでも!

勿論、Amazonだけが功労者ではない。
古くはMicrosoft。Appleもそうだし、Googleしかり。
Amazonにしても最初は物販をインターネットに持ち込んだに過ぎないと思った。
だけど、それは購入者の潜在的な不満を一気に解決したのだ。
Pizzaの宅配とはちょっと違ってた。
そして更に、本は紙でできているという発想を覆し、音楽は媒体を通じて聴くという常識を消し去り、音楽も映像も、個人的なデータや写真までもサーバーに預けておくという新たな手法を生み出した。

是非はともかく、変化を止めることは出来ない。
その変革全てにおいて、日本企業が関わっていなかった事が実に残念なのだが・・・・


2015年11月16日月曜日

今日はバンド練習

今日も痛み度45%・・・やっぱ薬か?

2月から始まった新しいバンドは
・ ギター(アコースティック)
・ ベース
・ コホーン
・ キーボード
という構成。

なかなかレベルアップできなかったが、今週末21日には「山々堂」でライブ。
キーボードを置くスペースも無い為、私はブルースハープでの参加だ。
隙間さえあれば、無理矢理にでもハープを入れてやるぞ。

腰痛持ちとしては、正直言って助かっている。
軽くなったとは言え、キーボードとスタンドの運搬は重労働なのだ。

カラオケ屋での練習は5時間という長丁場。
夕方6時に終わる頃には、いつも咽喉がヘロヘロ状態だ。
これだけやって、一人880円也とは余りに安すぎる。
老後のお楽しみとしては、実にコスパが高い。

さ、週末は楽しもう!

2015年11月14日土曜日

思うこと

今日の痛み度は45%くらい。ちょっときつい。

木曜の夜から、薬が弱い物になったからなのか?

久し振りに雑踏の中を歩いたからなのか?

豊田にある実家を売却するための契約書に署名捺印する為、星が丘の不動産会社を訪れた。
買手、買手側不動産会社、売手側不動産会社、そして売手である私。
四者が初めて一堂に会した。
買手は小学校、中学校とも私の後輩ということになる。
実のところ買手は二人兄妹なのだが、妹さんは来られないとのこと。

手続きは契約書の読み合わせと確認。署名捺印。40分程の作業である。
引き続き手付金の受渡があり、散会。
あっさりとしたものだ。

受け取った手付金から不動産会社の手数料をその場で支払った後は、担当者に持ち慣れない現金のボディガードを依頼し、銀行ATMまで同行してもらう。

これで、両親の死後、なかなか決断出来なかった実家の処分も一段落した。
年内には測量を終え、受渡しが完了。私の手を離れることになる。
年明けには建物の取り壊しに入るという。

決断できなかったとは言え、私が実家で暮らした期間は10年しかない。
ただ、それは幼少期から思春期へと移り変わる、余りにも眩しいまでの日々だったのか。

人は
どうして 失くしてから
どうして 亡くしてから
もっと もっと
大切にしなかったんだろう
優しくしなかったんだろう

って思う。

2015年11月13日金曜日

結果は?

問題の木曜日が過ぎた。

今日は一日大忙し。

午前中は会計事務所に行き、午後からは水彩画の同好会に参加。
夕方は整形外科である。

水彩画は前回描いた貝の下絵に色を入れる。
貝は貝でも、すべすべした貝じゃなく、まるで溶岩の表面のようにごつごつし、且つ複雑な色が絡み合っている。どの色をどんな順番でどのように入れるのか・・・・途方に暮れる。
どうやったらあの質感を?
若い方の先生に、「鉛筆を使ってみたら?」「白を使うのも良い方法ですよ」と言われ、まるで目から鱗。
透明水彩では白と黒はタブーだ、と教わっていたから。世界を変えてしまうから。
「ここぞっ!って所では使って良いんですよ!」と言われ、呪縛が解ける。
完成は次回かな?

整形外科では、快方に向かっているとの報告に薬のレベルを下げてくれた。
リリカ25mg×2を朝夕である。
快方に向けて一直線!という訳には行かないだろうが、一進一退でもよいから全体として快方に向かってくれればそれで良い。

さて「気」である。
先程、大阪の友人から電話があった。
「どうやった?」
昨日の夜九時ごろに二人掛かりで気を送ってくれたらしい。
「残念ながら変わらないよ。今は快方に向かっているけど、痛みがゼロになっているわけじゃない。その意味では昨日と比べてはっきり意識できるほど良くなっているとは思えない」
「そうか・・・・まだ実力が足りんのや」
そういう問題か?

「納得できるように、論理的に説明してよ!」
「いや~、俺が説明して欲しいわ!」
おい、おい!!

私の身体の悪い部位は「オーリング(O Ring?)」という手法で、私の写真を使って行ったらしい。
手の親指と人差し指でOのリングを作り、全身をスキャンする。悪い部位の上にくるとそのリングが解けるのだそうだ。
確かにそれと似たような事がWikiにも書かれてあった。
それって「こっくりさん」じゃないの?

ま、彼は至って大真面目に取り組んでいるし、そのことで毎日充実しているらしい。
「また時々こっちから気を送るから、実験台になってくれ!」
こちらとしては、知らないうちに腰痛が治るのなら、大歓迎である。



2015年11月11日水曜日

期待の「気」?

くだんの「気」は今晩送られてくるらしい。

一昨日あのように言い放ったものの、本当に「気」で治るのなら、それほど嬉しいことはない。
だって、飛び上がるほど痛いあの神経ブロックを打たなくても良い!
効くのか効かないのかはっきりしないクスリを飲む必要もない!
ましてや身体にメスを入れる必要も無い!
のだから・・・。
本当は実は、密かにちょっぴり期待しているのだ。
明日の朝、どうなっているだろう・・・・?

昨日、Amazonから「Fire TV Stick」が届いた。
これでネット動画を観るのだ!
テレビのHDMI端子に挿入し、ネットとはWiFiで接続。
これをBlueToothの接続のリモコンで操作する。
セッティングは思った以上に簡単だった。

プライム会員だからなのか、私のアカウント情報が予めセッティングされているのも嬉しい。
実に効率的だ。
試しに、ラッセル・クロウ主演「ビューティフル・マインド」を観てみた。
最初こそ画像が粗いな~と思ったが、直ぐに綺麗になってきた。
これは、再生に受信が間に合わない時にも、中断することなく画像を粗くして再生する技術であるとか。
ブルーレイの画質には及ばないものの、敢て返品することも無かろうと判断。
これで、益々通常の放送は観なくなるかも・・・である。

2015年11月10日火曜日

「気」って?

一か月ぶりに大阪の友達から電話があった。
「腰痛が酷いって言ったけどその後どうや?」

彼は鍼灸師なのだ。
先月電話があった時に5月から悩まされている腰痛を彼に訴えていた、という事を思い出した。
本当に藁をもすがる思いだった。

MRI診断により、椎間板ヘルニアという診断が下り、投薬と整形外科での簡単なリハビリを3か月以上繰り返したが全く成果が上がらず、私も悩んでいた。
代替治療として電位治療にも通ったが腰痛には無力だった。
何と言っても腹が立つのは、この腰痛のせいで、予定していた海外旅行を二つもキャンセルする羽目に陥ったことだ。

「実はあの後、神経ブロックをやって、今は若干緩和されてるよ」
「あー、そうか!神経ブロックやってもうたんや!」

要件を確かめ、それを要約するとこういう事らしい。
彼は「気」による治療を始め、しかもそれを「遠隔治療」するのだという。
その実験台になって欲しいのだそうな・・・・
「はーっ!?気?遠隔治療?」
である。
具体的にその方法を尋ねてみたものの、具体的な説明は無い。こちらはただ普通に過ごしていれば良く、大阪から「気」を送ると言う。
「遠隔治療って、距離は関係ないわけ?地球の裏側でも良いの?」
「良いんや!」・・・・わけ分からんぞ!
「どういう理屈なんだよ?」
「とにかく、受けてみい!」

どうも理論的では無い。
彼の考えとしては、神経ブロックは対処療法であり無意味なのだ、と結論付けている。
それに対し、殆んどの椎間板ヘルニアは3か月程度でマクロファージの働きによって自然治癒しており、それでも痛みが続くのは、痛みによって血管も筋肉も収縮すること益々神経が過敏になるという「痛みの悪循環」が起きている可能性が高い。従ってその「痛みの悪循環を断つ」という目的の為にブロック注射を受けるのだ、と説明してみた。
それに対して彼は
「ま、とにかく受けてみい!」

私も科学万能だとは思っていないし、宇宙規模で考えれば科学で証明できることの方が少ないことぐらい知っている。
ただ、少なくとも医療機関に画像処理を含めたコンピュータシステムを提供し、物理の本を読むことを趣味の一環としている身としては、彼の「気」の説明にはどうも納得し難い。
「気」そのものに興味が無い訳ではないが、どのようなプロセスで私に到達するのだろうか?
ニュートリノのように、地球上の物を透過する、というのだろうか?
それとも、そのような疑問を持ってはいけないのだろうか?

ま、肉体的にも経済的にも負担は無さそうなので、水曜日と木曜日の痛みの違いについては報告するという約束をして電話を切った。

痛みが劇的に緩和されたら、私はひょっとして非科学的なものの信者になってしまうかもしれないなぁ・・・
しかし、それよりむしろ全然変化が無かった時に、彼から
「神経ブロック受けてしまったからアカンのや!」とか
「お前はこの話に懐疑的だかったからなぁ・・・!」
となどいうレスポンスが返って来る事を恐れている。