2015年11月20日金曜日

今日のデッサン教室

7月から通っているデッサン教室。
一か月に2回というペースだが、2回で一つの課題を完成させる。

今日と次回で作品を完成させなければならない。
この教室は3つのテーブルに、異なった静物が置かれている。
生徒は自分で好きな対象の置かれたテーブルに4~5人が座ってこれを描く。
だから、今日のような新しい課題が始まる日には皆さん早く出席して、好きな対象を選んで陣取るのだ。
この点いつも、私はうっかりして、この事を忘れているから教室には殆んど遅刻寸前という有様で、当然選択の余地は限られている。

今日も、難しい所に座ってしまった。(座らざるを得なかった)
静物は先生が置くので、配置を勝手に変えることなどできないし、同じ対象物を角度が違うとはいえ複数人が描くので気に入らないからと言って文句も言えない。
要らないと思えば描かない、という選択肢はアリではあるが・・・

それにしても今回は奇妙な取り合わせだ。

大きな葉っぱ(後で訊いたら朴葉とのことだった)の端っこに林檎が置いてあり、他方、手前には崩れかかったようなロウソクが置いてある。

なに、コレ?
違和感満載ではないか!
葉っぱの上に林檎置くかぁ!?と心の中では悪態をつく。
まぁ先生、愛知県芸の先生だから、俗人の私には理解できないのかも?

ただ言えることは三つの対象物の素材感がそれぞれに全く違うということだ。

クソッ!
だったら全部描いてやる!

ロウソクは何とか目途が立ったのだが、朴葉が酷い!
全然、葉っぱらしくないじゃん!!

私は絵を描く時に、必ず自分に問う。
なぜ僕は、目の前の物を葉っぱだと思うのだろう?何を以て葉っぱと認識しているのか?
なぜ、そこが盛り上がっているって分かるんだろう?
なぜ、その場所が裏返ってるって分かるんだろう?
なぜ、そこが浮いてるって分かるんだろう?
なぜ、なぜ、なぜ・・・・

鉛筆画の難しいところは色を加えられないことだ。
黒と白だけの世界という足枷の中で立体物をどう表現するのか?
難しいから面白い。

林檎は水彩画でも経験済みだったのでチョロイと思っていたら、とんでもなかった。
のっぺりしたボールのようだ。

終了間際になると先生が一巡し、加筆したりコメントを出す。
「あら~!三つとも描いたんですねぇ!!」
おい、おい!
どうやら苦難の道を選んだのは私だけらしい。

次回の二時間でどうなることやら・・・
時間があれば、宿題として家で描き足そうと思い、いつもスマホで写真を撮ってくるのだが、目で見るのと写真ではいつも角度が違ってしまい戸惑ってしまう。
どして?

下手くそ!
あくまでも途中経過です。

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