2014年5月3日土曜日

還暦爺さんの冒険旅行 ~1~ 出発から到着

出発 6時に自宅を出発し、6:40には空港駐車場に到着。

初めて駐車場予約をしておきましたが、1000円の予約料の価値は十分にある。
H棟3階というベストなロケーションはエレベーターで上がれば、そこはアクセス広場。
 
WiFiルーターを借りるのも、バウチャーを印刷してきたお蔭で、全くの手前要らず。事前準備の勝利である。

 ルフトハンザのチェックインも早かったのが幸いしてか、37列目の座席を16列目に変更してくれた。昨年の同じ便でトランジットにやきもきしたことを若干大袈裟に訴えた事が功を奏したに違いない。

不必要な程日本円を持ってきてしまったので、空港にある銀行の口座に入れておこうと思っていたが、忘れてしまった・・・・・・その時は「まずいなぁ」と思ったものだが、後々、これには心救われる羽目になる。

では出発!


もう私たちはチェックインを済ませている



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あと二時間半でフランクフルト。映画も二本観たけど疲れた。
軽食で出された『鮭のおにぎり』が美味しく、周囲のドイツ人達にも人気。開封に手間取っていたけど、若い連中は追加で貰っていた。
昔は海苔なんてヨーロッパ人には忌み嫌われてたのにねぇ~変われば変わるものだ。

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フランクフルトまで一時間。
日本時間の午後9時。
粗末な夕食だったが頼んだドイツビールが美味しかった。
流石に本場である。
さっき飲んだワインより数倍美味しかった。ルフトハンザの時は、これからはビールだ!


さあ、ようやくフランクフルトに到着

やはりフランクフルト空港はバカでかい!
去年の教訓を生かしベルトサイン消灯後即座に出口めがけてダッシュ!
扉が開くと同時にボーディングブリッジを競うように早歩き。
結構そんな人が多いのだ。
どこに在るのかは全く分からないが標識を頼りにA09ゲートを目指す。
動く歩道に助けられながらも1km以上歩くと次は電車に乗り一駅。
ボディ・チェックと入国審査の後は空港特有の華やいだ雰囲気。
ホッとするのもつかの間、A9ゲートは未だ未だ先。
エレベーターでグランドフロアに降りて今度はバスに乗車。
空港内バスの待合室。中国人団体客がたくさん


予定離陸時刻の10分前に飛行機に搭乗した頃にはとことんヘロヘロ状態である。
フランクフルトでは、順調にいっても一時間半の乗り継ぎ時間はギリギリなのだ。
しかし、考えてみれば、非常に効率的であることも確か。

20分遅れで離陸した機上では、何と生まれて初めて『飛行機のブロッケン現象』を見ることができた。雲に機影が映ることはよくあるだが、その周囲に輪になった光が見える。まるで後光がさしている、といった状態。 少しばかりの幸運を感じた一瞬。
わかるかな?
引き続きビールを飲んでいると、飛行機は下降を始め、イタリアの田園風景が見えてきた。
今回はこの田園風景の中を走るのだ。
今度は瓶ビール。さっきの缶ビールの方が美味しい!
イタリアの田園風景。天気はイマイチ。

ローマの空港はフランクフルトに比べたら『田舎の空港』って感じ。
でも実際に降り立つ人の数は比較にならない程ローマが多いんだろうな?と思う。

空港から電車でテルミニ駅に向かうのは初めて。

列に並んで切符を勝ったまでは良かったのだが、イタリアにしては珍しく改札ゲートがある。
どうも切符のバーコードを読ませるとゲートが開く仕組みらしい。
ところが何度試みても無反応。切符を縦にしたり横にしたり、裏にしたり(裏にもバーコードが印刷されてるのが余計に不安を駆り立てる)してもビクともしない。

開きっ放しのゲートもあるのだが、以前、打刻し忘れて車内で検札に遭い再度運賃を全額支払わされた経験がある私は、簡単に誘惑のゲートには近づくことはしないのだ。
私達と同じく戸惑っている外国人ツーリストもいる。
職員らしき人に切符を見せると、何と、その開きっ放しのゲートを通れとジェスチャーで示す。
はあ?じゃ、何の為のゲートなん?何の為のバーコードなん?
ただ、私達とは大きさの異なる大きさの切符を持った人がバーコードを読ませて入っていったシーンも見ているので、必ずしも故障と言うわけでもないのだろう。
不納得のまま打刻をし、無事に電車の席も確保。わけ分からん!

往路も最終行程。
走り出した車窓から初めて、雨が降っていることが分かった。
問題がまた一つ。
ホテルはテルミニ駅の近くに予約し駅から歩いて行こうと思っていたわけだが、雨では困る。
こんな事ならやっぱ空港からタクシーて行った方がマシたったかなぁ?
7ヶ月ぶりのテルミニ駅に到着!
雨は降っているが、降りはそれほどでもない。
ガーミンは駅構内ということなのか、上手くGPSを捕捉することがてきないので、スマホのGoogleMapでホテルの場所を確認し、傘を大きな荷物から引っ張り出して往路最後の行程に出発!
思っていた以上にボロいホテルだったが、無事到着!!
ホント自分にご苦労様と言いたい。

部屋は清潔感があり良かった良かった。
長い長い1日が終了した。

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