2014年4月30日水曜日

海外旅行保険について

明後日からの旅行に絡み「海外旅行保険」を検討しました。

今までは短絡的に、傷害死亡保険金をベースに「う~ん・・・保険料がこれぐらいだから、これで行こう!」的に決めていました。
ところが、今回は89歳になった義母のことが気掛かりになり、ちょっと真剣に検討を始めたのです。
年齢的な事を考慮すれば、もはや何が起こってもおかしく無い状態。
しかも、昨年末には「腹部大動脈瘤」の診断もされています。年齢的に手術もできません。

かと言って、そのことばかりを気にしていたのでは、こちらも年老いてしまい、海外旅行(しかも個人旅行)を遂行できる状態ではなくなってしまう可能性だってあります。私だって、いつ何が起こっても不思議ではないのです。

保険代理店に直接コンタクトをつければ、所謂「キャンセル保険」はあるのかも知れません。
しかし、手間と保険コストを考えれば、インターネットで契約する以外には考えられません。
答えは案外簡単に入手できました。
保険市場」というサイトで「保証で選ぶ」タブを選択すると、11社の保証内容が一覧で見る事ができるのです。 何とも便利な・・・・
一社だけ、こちらが望むようなオプションを持っていました。
「ジェイアイ障害火災」という保険会社の「t@biho」という商品では「旅行キャンセル特約」「旅行中断特約」を選ぶことができるそうです。
「旅行キャンセル特約」の適用条件を調べてみると、
「・・・・または被保険者等の配偶者もしくは親族が死亡された場合または危篤となった場合・・・」
オー!あるじゃん!それよ、それ!!

いつも私はネットで安い航空チケットを入手しているので、変更はおろかキャンセルすらできません。いわゆるエコノミーでも一番安いヤツですから、全額没収!
だから、いつも「義母に何かあったら・・・何十万かをドブにすてるしかない(不謹慎ながらも)」と思っていたのですが、このオプションがあれば、旅行直前に万が一の事があっても安心です。
このオプションには
「被保険者等に官公署の命令、外国の出入国規制または・・・」
なんてのも入っていました。 これは逮捕されたりした時も有効なんでしょうか?

「旅行中断特約」も同じような条件ですが、こちらの場合、万が一の場合には片道をドブに捨てるだけじゃなく、現地で新たに航空券を手配しなくてはなりません。
勿論、両オプション共に、限度額が設定されていますから全額保証されるとは限りませんが、それでも大助かりです。

しかもこのオプション、高くは無いのです。
11日間のヨーロッパという条件で、「キャンセル特約」が800円強、「中断特約」で200円強でした。

この保険、通常の保証内容(死亡・治療)には幾分不安があったので、オプション以外は最低保証内容にして、通常保証はもう一社別の保険会社で充実させることにしました。
全体としてはいささかコストアップになりましたが、万が一の事を考え、良い選択だったと思います。


しかし調べている途中で色んな情報に巡り会いました。
「保険なんていらないんじゃね?」という人も結構居たのにはビックリ!
「海外旅行保険なんてクレジットカードに付いてるじゃん!それで良いっしょ!?」という人も居ます。
勿論、個人によって事情も考え方も異なるのですが、一般的に考えれば、クレジットカードに付帯してる保険を翌承知した上で、事情に照らし合わせて、それを補う必要が有る場合には別途保険会社と契約するというのが賢明な選択だという私は考えます。
特に、年齢を重ねると旅行先で治療を受ける可能性は高くなって行きます。
知人はイタリア旅行中に脳梗塞で倒れたことがあります。
命に別条は無く、その後もイタリア旅行をしているそうです。
恐らく現地病院で治療を受けたのでしょう。
帰国後、健康保険に請求すれば7割分は戻って来るそうですが、あくまでも日本の一般的な治療金額に基いた7割です。ところが治療費は各国で違います。
盲腸の手術がアメリカでは何百万円にもなるそうで、これでは日本の基準で還付されても全く追いつきません。
だから、治療費は確保しておきたいものです。

話は脱線しますが、一人あたりの医療費、日本は22位ということで、先進国の中では相当低いんだそうです。ダントツは言わずと知れたアメリカです。医療費がGDPの15%なんていう情報も有ります。「医療費がGDPを牽引しているんだ」という話も有ります。
しかし医療費がGDPを牽引している社会と、予防医学が進んで医療費が抑制されGDPの成長も大したことはない社会と・・・どちらが幸せ?なんでしょうか?
アメリカの自己破産の6割は医療費が原因だとも言われています。

あー、すっかり話がズレました。元に戻します。
ということで、実は所有しているクレジットカードをくまなく調べてみました。
一枚を除いて、ハズレばっかりでした。ハッ!ハッ!ハッ!笑っちゃいますよね。
「保険サービスは終了しました」とか、過去には付帯していた海外旅行保険サービスも止めてしまったり「悪化」させているカード会社も多いようです。
まあ、年会費無料なんてカードは期待できませんね?

そんな中、初年度年会費無料、次年度以降は一度でもお買物すれば年会費無料で、比較的充実した海外旅行保険をつけているカードがあります。
もちろん2014年4月現在の情報という限定ですが、 オリコiB(iD X QUICKPay)(VISA)というカードがそれです。持ってて損はないかな?

あ、念の為言っておきますが、私は保険会社の手先ではありません、ましてやオリコから宣伝費を貰っている訳でもありませんよ!!

私のように海外旅行に行きたいけど不安を抱えて・・・という人の一助にでもなればと思っています。




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