今日は朝から実に忙しかった。
遅れているブログの投稿をし、貯まっているビデオを観、伸びはじめた庭の草取り。
リゾット作りに取りかかったのは夕方5時からだ。
材料は昨日調達済み。
今回のリゾット作りの目的はイタリアで買って来た「乾燥ポルチーニ茸」の有効利用である。
イタリア料理には欠かせない食材の一つであり、私もその香りは大好きだったが、今回初めてこれを利用した料理に挑戦である。
スマホで一応手順を確認しながら、量は実に適当。
- 乾燥ポルチーニ茸を20分程度かけて戻す。
- ニンニクのみじん切りをたっぷりのオリーブオイルで炒める。
- ニンニクがきつね色になったところで玉ねぎのみじん切り(一個分)を投入し、塩・胡椒で下味を付ける。
- そこに、さっと洗ったお米一合半をザッと投入。
- お米にオリーブオイルが浸透し、透明な感じになったら、先ずは白ワイン入れる。
- アルコール分が飛んだら固形ブイヨンと水を加える。ブイヨンは2個入れた。水はお米が隠れる程度。
- お米が焦げないように弱火でグツグツ・・・ヘラで手厚くフォロー。
- 水気が無くなったら、ポルチーニの戻し汁を加えます。戻し汁は濾すか上澄み液だけを使う。ゴミの様な物も付いていたりするから。これで良い香りが漂う。
- 水気が無くなってきたらまた水を足す。お米の具合を確かめる。まだシンがある感じ。
- 水気が無くなったらいよいよ最後の水入れ!この量が難しい!
- 水気が減り始めたら塩・胡椒で味を調え、主役ポルチーニ(適当な大きさにカット)投入。
- 適当な状態で火を止め、生クリーム、バター、粉チーズを加える。
主婦の方や調理自慢の人達から馬鹿にされる事を覚悟して言えば、意外に苦戦した。
まず、火から離れられない事だ。
次に、私の場合、ステップ10の段階で水分が多過ぎた。
理想を言えば、お米に少しシンが残った状態で火を止め、余熱でそのシンが消えていく・・・というのを狙ったのだがステップ11ですっかりシンは消えていたのだ。
つまり、ステップ10の水入れは少なめにし、足りなければ水を少しずつ足せば良かったのだ。
それでもポルチーニの香り高く、大人のリゾットが出来た事に大満足。
一緒に買って来たチーズの王様「パルメジャーノ・レッジャーノ」も奮発して、おろして粉チーズにして使ったが、ポルチーニの香りに負けてその存在感が示せない。両立は難しいのか?
今度は普通のパルメザン・チーズで良いか?
残った白ワイン(勿論、残った方が多いに決まっているが・・・・)も良く合う。
完成後4時間経過。すっかりおじや状態になっている。不味そうだが、意外と美味しいのです。 |
仕事で遅くなった娘が食べる頃には、水分をすっかり吸い取り「イタリア風おじや」になってしまっていたが、それでも味は好評。
「これから日曜日はパパが料理するの?」と訊くから
私は「気まぐれだよ~」
「な~んだ、パパの気まぐれリゾットかぁ?」
0 件のコメント:
コメントを投稿