2013年9月3日火曜日

ライブ動画公開

ずっと迷っていました。
動画を公開することを・・・・・

・ 演奏の出来はいつも悪いし
・ 映像は超汚いし

しかし、昨夜バンドメンバーから
「Youtubeに公開して!」と頼まれたのです。
彼はどうも友人に見せたいらしい・・・・じゃあ、自分ですれば良いのに・・・
と思いながらも、人が良い私は動画公開に踏み切ってしまいました。
いつの日か、出来が良い演奏ができたら・・・と思っていましたが、不本意ながらも前倒しになりました。
今週末は我々のライブ「Endless Summer」という、この時期にこの動画を公開するのはとってもリスキーなのですが、思い悩む程に読者も居ないだろうとの決断です。
でも、ただでさえ少ない読者が、一層減ったらどうしよう・・・?

公開した映像は昨年の年末に行われたライブの一部です。この時はアコースティック・バージョンということで、エレキギターの代わりにアコギ、ドラムの代わりにカホーンという編成。私のキーボードは変わらずです。
アコースティックだとコーラスのバランスが取れやすく、音量の点から言っても、多少は録音クォリティはましになります。

少し奥まった場所でキーボード弾いているのが私です。
フォーカスが合っていなく、全体がボヤ―としているのが救いです。
思ったより、キーボードの音は良かったです(演奏技術はともかくとして・・・)。
まぁ、ご覧になって笑ってやって下さいまし。

http://youtu.be/g1t10hbTpYM

http://youtu.be/_lshVuwXCPI

2013年9月1日日曜日

尾張旭 楽しい夏祭り

昨日は8月最後の日。
少年少女達は夏休みの宿題に今晩は徹夜?と思いきや、今年は翌日が日曜日とあって出向猶予付き。良かったね?

さて私は久しぶりのライブでした。
来週末(9月7日)の『Endless Summer』の前哨戦の様なものです。
出番は夕方17時20分。
「尾張旭 楽しい夏祭り」という野外イベントです。
この手のイベントはリハーサルが無いことが多いのですが、勿論今日もご多分にもれずリハ無し、ぶっつけ本番です。
その代わり、リハがない分だけ一組ずつの時間に余裕があります。私達の持ち時間は40分。
これなら問題ないでしょう。

私達の前は10代の男女バンド。
偉いことに、ちゃ~んと、時間通りに終わりました。
さぁ、我々の出番です!
楽器のセッティングなんて手慣れたもの、チャッチャとやりますよ!
何せ、おじさん達は経験豊富なんですから!
さぁ、あらかたセッティングは終わりました。
ギターもベースもちゃんと音でてます。

ところが肝心なキーボードの音が出ないのですよ。
ジェスチャーでNGを伝えようとしますが、卓(ミキサー)の前はGO!の雰囲気で、私の悲痛な思いは全く届いていない様子。
勘弁してくれ~!

仕方なく私はマイクに向かって「すんませ~ん!キーボード音出てないですよ」と言うしかありません。
何しろ、一曲目はキーボードのイントロからスタートなので、「ま、いっかぁ」という訳には行かないのです。どれだけ時間がかかろうが妥協する気は全くありません。
そこから長~い格闘が始まるのです。
突如、PA屋もキーボードと卓との間を言ったり来たりと大慌て。
私といえば、持参したキーボードに不具合が無いかどうかだけを確認して、後は高みの見物です。
時々、適当に鍵盤を押してみるだけ。
だから、こんな写真が撮れたのですが・・・・・
実はこのイベントはFM瀬戸というタウンFM局でライブ中継されているので、アナウンサーも大変です。予定外の出来事に、何とか間を埋めようと必死です。
遂には我々メンバー一人一人にまでインタービューが始まりました。
一人一人に訊いたって、それほど豊富なネタが在る訳でも無し、「それってさっきも、訊いてたよね?」という質問も・・・・でも、大人ですから・・・・・。
大体は
「学生時代の仲間と一緒にバンドやれるって、どうですか?」
「何年ぐらい楽器やってるんですか?」
いくらアナウンサーと言っても、素人相手にそのくらいしか思いつかないですよ。
「何年ぐらい・・・・?」という問いには「幼稚園からです」と答えておきました。

さて、ようやく音が出始めたので弾いてみたら、ボリューム50%程度で爆音状態。
もうこれ以上先延ばしにされてもイラつくので、このままキーボード側を5%のボリュームにして決行!
ソロの時にはボリュームを10%にすれば何とかなる。
いよいよ「Do It Again」のイントロからスタートしました。
モニターの調整がイマイチなのか、ボーカル系の返しが全く聞こえません。
客席にはどう聴こえているんでしょうか?
え~い、知ったこっちゃ無いやい!!
それに暑い!日差しは殆ど無くなったのに、湿気がハンパじゃない。
蒸し風呂の中で演奏してるようなものです。
あ~、早く終わりたい!!

・・・・・とにかく、予定の全てを演奏しきってしまいました。
終わってみれば、予定時間を20分もオーバーしていました。
後の人には申し訳なかったけど、私達のお陰で、キーボードの音出るようになったんだから、お許し下さい。

そう言えば、私達の前に演奏していた少年少女バンドもキーボードが入っていたけど、音が一つも聴こえていなかったのです。

お~い、PA屋さん、しっかりしてくれよ!!

2013年8月23日金曜日

医療費の怪

私としては珍しく社会的な話題を提供したいと思います。
昨日、取引先の担当者からお聞きした話を御披露しましょう。
彼は先日、心臓のカテーテル手術を受けました。
心臓冠動脈に狭窄部分が見つかったのだ。勿論、発見が遅れれば狭心症、悪くすれば心筋梗塞にもなりかねない。
しかし現在では発見さえ早ければ、足の付け根もしくは腕の付け根から動脈にカテーテルを挿入し、心臓までステント(網状になった金属製の短い管)を運び、狭窄部分でそれをバルーンを使って広げることで、狭くなった血管を広げ、その後も血管を支える。
この程度の事は素人の私も知っているほど一般的な処置である。
しかし、驚くべきは、そのコストなのだ。
手術に伴い一泊二日の入院をしたのだが、渡された請求書に記載された金額を見て、彼は驚愕した。
なんと40万円を超えていたからだ。
勿論その金額は自己負担分のみである。
ということは、総治療費は120万円を超えることになる。
あまりに高価な事実に私も唖然とした。
詳しく聞いてみれば、彼は狭窄部分が二カ所あったために、ステントが二本使われたようだ。
ステント一本の単価が40万円。二本で80万円。残りのコストが医師の技術料、検査費用、入院費用ということになる。
少なくとも、医師の技術料よりステント一本の方がはるかに高価なのだ。
ステントは検索しても直ぐに写真を見ることはできる。
どう贔屓目に見ても、あれが40万円もする物とは考えにくい。
聞けばステントは殆どアメリカからの輸入品なのだそうだ。
確かに成人病先進国のアメリカでこの種の技術、製品が発達したことは想像に難くない。
しかし、あの程度の物が国産化できないとはどう考えても考えにくい。
この事実は何を語っているのだろう。
確かに患者本人の負担は『高額医療費』の申請をする事で、十万円を超える部分については還付される訳だが、問題はそんな事ではない。
残り110万円以上は健保あるいは間接的に税金から支払われることになる。
これでは健康保険制度が破綻すると言われても無理はない。
あくまでも私の想像だが、ステント一本数万円でできるのではないだろうか?
少なくとも日本企業にその力はあるだろうと思うのだが……
そうすれば総治療費は半額以下になる。
更に競争原理が働けば……
なのに、そうなっていないのは何故だろう?
何が阻んでいるのだろう?
アメリカの圧力、それに迎合する厚労省…などと考えてしまうのは少々想像力が逞しすぎるのだろうか?
だが一方では、年々増加する『社会補償費』を錦の御旗に、消費税アップのシナリオが実施されようとしている。
無論、ステント一本で何が変わるものでもない。
ただ、これが氷山の一角だと思うのも、『想像力が逞しすぎる』だけなのだろうか?

2013年8月22日木曜日

ビア・バー「えび寿」

飲食店の事を書くのは6月の京都「アルザス」に続いて2回目である。

取引先の社員さんであったMさん(女性)が、先月退職後に勤め始めたお店ということで、かつての彼女の上司である課長さん共々、昨夜お邪魔した。
無論、彼女への激励が目的である。

新栄町の駅で18時に待ち合わせた我らオッサン二人は北に向かう。
名古屋市芸術創造センター手前の交差点を左折し、一本目の辻を左に視線を向ければ、手前にその店はあった。
”えび寿”・・・・文字通りのビアバーである。

Mさんの驚いた顔を想像し、それを楽しみにしていたのだが、店内から早々と見つけられ、いつもの笑顔で手を振られてしまった。
う~ん・・・・先手を打たれて、ちょっぴり残念?
外はまだ充分明るい。この窓から見つけられてしまった。
 
日中の37度という気温は夕暮れ時には収まっていたものの、身体にしつこくまとわりついていた熱気は店内に入った途端に雨散霧消した。
お客は我々二人のみ。18時という時刻からすれば当然か?
明る過ぎず、暗過ぎず・・・・小ざっぱりしたインテリアだ。
天井が高く、狭いお店なのに解放感がある。

高い吹き抜け天井


まず何にしようか?
ビールはエビスのみ5種類・・・「レギュラー」「ブラック」「ハーフ&ハーフ」「琥珀」「クリーミー・トップ」
順当に「レギュラー!」と行きたいところだが、比較的飲む機会の少ない私にとっては、せっかくのチャンスである。
初物に挑んでみよう!
とは言うものの、そこは無難に「琥珀」でしょうか。
ビールを注ぐMさん

色が実に良いのだ。バックに光がある場合と、闇の場合とでは色が全く違う程に変化する。
まさに琥珀なのである。
課長さんと乾杯をし、グラスを口に持って行ったが、香りを楽しむ間も惜み一気に喉に直撃させる。
言葉が「カ~~~ッ!」「ク~~~ッ!」しか出て来ない。
おまけに声までひっくり返っているではないか。
暑い所からやって来た喉に最高の刺激を与えてくれただけでなく、樽生特有の豊潤な味わいと香りを残し「琥珀」は胃へと滑りこんでいく。
これだけで、ほぼ満足した心持ち。

しかし「おつまみ」も自信があるらしい。

とりあえず「手作りギョーザ」と「4種類のチーズのピッツァ」を注文。
何と、ギョーザの皮もピッツァの生地も手作りだと言う。
確かに、ギョーザの皮のもちもち感が他とは違う。
ピッツァはナポリ風だが、これも生地がもちもちして実に美味しい。
Mさんも自宅で手作りピッツァに挑戦しているようだ。
修行を積んだら、ぜひ彼女のピッツァも賞味させて頂きたいものである。

その後は「クリーミー・トップ」
想像するに上の泡がクリーミーなのでしょう。

来た来た・・・泡が既に落着いている上部と、下の黒ビールから吐き出される淡い泡との2層に分かれている。これが一体化するまで待つのがお作法とのこと。
20秒も待ったろうか?
泡立ちが収まりグラスを口に。
独特な香りだ。
泡を口に含めば、その泡も美味しい。
もちろん、ビール本体は濃厚な味と香りで圧倒する。
「えび寿」の名に恥じない立派なお店ではないか。

20年以上のお付き合いになる課長さんとも話が弾み、Mさんとも今までしたことのない話ができて大満足!(・・・酔っぱらって、殆ど内容は覚えていません!スンマセン!爺なので)
気が付けば、周りには別のお客さんも二組入っている。近所には大きな企業も有り、知名度さえ上がれば客も増えるだろう。

お酒も、「武者返し」という焼酎、「岩井」というウィスキーのロックへと進む、進む!
ひょっとして、ここ最近にしてはすこぶる酒量が多くない?
ふと確認すれば時間も22時を過ぎている。
あっという間の4時間だった。

最後に、課長さんとMさんには9月7日のライブの宣伝をして家路に着いた。
しかしお店の外観写真を取り忘れたのは大失敗!
私は桜通り線「高岳」を目指し、課長さんは「栄」かな?

地下鉄では空席が有っても、立って帰ったのは勿論のことである。

2013年8月5日月曜日

8月3日国立演芸場にて

久しぶりの落語ライブだった。

東京の友人宅付近で開催される花火をマンションのベランダからみるという集いが毎年開催されるのだが、私は3年ぶりの参加である。

花火は8月3日夕方。
それまでの空き時間を利用して、私の趣味の一つである「落語」を聴きに行く事を思い立った。
事前に、都内の寄席4軒の出演者をネットでチェック。

池袋演芸場は昼席トリが柳家小三治だったので、これで決まりじゃん!
と思いきや、この日は小三治師匠、お休みだと言う。
連日ではお身体に響くのであろう。

なにせ、師匠ご高齢にして、最近は味わい深さも、更に深みを増してきたとは言え、見るにお労しい雰囲気。
地方在住の身の上としては、残り少ないチャンスを逃すまい(ごめんなさい)、と勢い込んだのだが・・・・・

新宿末広、上野鈴本も、もちろんチェックした。
どちらも遜色の無い演者の顔触れだが・・・・
ふと思い出した。
宿泊ホテルが「グランドアーク半蔵門」だ。
ということは「国立劇場=国立演芸場」が間近だと言う事である。

急ぎ国立演芸場のチェックをすると、トリは三遊亭円丈だ。
これに決めた。
名古屋出身という親近感と、破天荒な新作落語は以前から好きだった。
特に、円楽の死後、7代目円生という大名跡を誰が継ぐか?という騒動の折には、この人も嘘か本気か、名乗りを上げている。
私は新作しか聴いたことが無いが、古典もすると言う。

さて、初めての「国立演芸場」はホテルのすぐ近く。
最高裁判所の隣である。
それにしても、そのエントランスは侘しすぎる。
地下鉄「半蔵門」「永田町」どちらから歩いても、広くは無い道の横を高架の道路に覆い隠されたその先が入り口である。
まぁ「演芸場」だから、しかた無いか?と思ってはみたものの、「国立劇場」にしても大差無いのだ。
これが、「国立施設」の入り口?
これは如何なものであろうか?
仮にも日本文化の一翼を担う歌舞伎・文楽・・・・・落語が、このような扱いとは何とも情けない。
もちろん、繁華街である必要は無い。
本当にその芸が好きな人だけが来れば良いのだから・・・
しかし、いくら裁判所の隣だからと言っても、別に頭を低くして入る必要などないのだ。

入ってみれば、国家公務員なのだろうか?と思う程明るい職員が出迎えてくれる。
始めは前座か二つ目の高座だから、ということで奥にある展示コーナーを見学。
そこでは「思い出の噺家たち」という展示会が開かれていた。


確かに、鬼界に行ってしまった懐かしい人達ばかり。
古い所では六代目円生、彦六(正蔵)、伸治(文治)、馬生・・・・
新しい所では、円楽、談子の写真が。
いずれ劣らぬ名人ばかりだ。




さて、席についてみると、「ふう丈」が終わる所。「丈」の字からして円丈の弟子なのだろう。
次に登場したのが「三遊亭亜郎」という噺家。
演目が「反対車」だというのは、すぐに分った。
このお題は、沢山の噺家が演じているが、体力勝負の落語だ。
私の記憶では、伸治と名乗っていた頃の若き桂文治が演じているのをテレビで見た事が印象深い。私も随分若かったと思うが・・・・
なかなかに亜郎という噺家、滑舌も見事であり、見る方にもスピード感と緊張が伝わってくる。
これで前座?という疑問は最後まで解けなかった。
どうみても、それほどには若くないのだ。
後で調べてみれば、彼は「劇団四季」出身という異例な経歴を持ち、年齢も私の10歳下。なんと誕生日が全く同じときている。
34歳で小朝に弟子入りし、そのご円丈一門に移籍し・・・・二つ目
なるほど、 年齢の割には芸歴は短いということか。
しかし、この芸ならば真打ち昇格も遠からずだろう。

その後は、「丈二」の新作、いろモノと続き、夢月亭清麿の新作「東急駅長会議」。
この人は早稲田大学出身というから、ちょっと驚く。
ネタも東京都内の駅の優劣を皮肉った内容で、実に面白い。
私は地方人だが、サラリーマン時代に東横線を頻繁に利用したので、その上下関係が面白かった。
惜しむらくはこの人の特徴なのか、声が小さい。
毒っけのある内容の割に優しい声なので、寝入っている客も居たようだ。

次が「柳家こゑん」。名前からしてやはり小さんの弟子だったらしい。
新作「銀河の恋の物語」。七夕をテーマにしたネタである。
調べによれば、この人、相当な天文マニアとか。
なる程、その人にしてこのネタ。
さわりの部分は聴いたこともあるので、テレビにでも出ていたか?
なかなか、この人の語り口調も、軽やかで聴き易い声だ。

中入りの後は、柳亭左龍の「お菊の皿」。
これは定番中の定番!
体型と同じく迫力のある声で、オーソドックスな古典を聴かせて貰った。

次は手品の「ダーク広和」
本音を言えば、全く期待していなかったのだが、そこは見事なまでに裏切られた。
笑顔と語り口調が素晴らしい!
台本があるのか、全てアドリブなのか・・・恐らく或る程度の筋書きはあり、あとは現場対応ということなのだろう。
いわゆる「芸人風」ではなく、ただの「素人中年オタク」っぽい雰囲気が逆に人を妙に惹きつける。
「古典手品オタク」と自身も語っていた。拾い物をした気分だった。

さて、トリの「円丈師匠」。
今日の演目はMOVIE落語「タイタニック」。
マクラの上手さは申し分ない。
彼らしい語り口が始まる。
本編に入ると、少し滑舌の悪さが少し気になり始めた。
まあ、年齢の事を考慮すれば仕方ないのかもしれない。
私だって、固有名詞が出て来ない事は日常的なのだから・・・・
が、しかし若い頃の彼を知っているだけに少し寂しさを感じるのは否めない。
しかし、ドラマティックな場面での語りは、若い頃に比べると感動的ですらある。
歳の効というヤツか?
一度彼の「分七元結」や「芝浜」なんぞ聴いてみたいものだ。
そして、「落ち」の二段重ねは大いに笑わせてくれた。

こうして有意義な3時間はあっと言う間に終わってしまった。
これで、2千円なのだから、安過ぎるほど。
あと4年経てばシルバー料金1300円というから、楽しみである。

その頃に、新幹線もシルバー料金ってヤツができてれりゃ、申し分ねぇんだがね?








2013年7月22日月曜日

牛歩のごとく

「天使と悪魔(原題:Angels & Demons)を読み始めて何日経ったろう?
その間に「古事記」を読み終えたりしていたので、スタートも遅れた、と言えば遅れたのだが・・・・言い訳です。

単語が素早く検索できればスイスイ!と思いこんでいた私は実に愚かでありました。
殆ど、長文読解能力は消去していたのです。
単語が分っても、意味不明!
単語が簡単な程、その傾向は強いと思われる。
文節を一見し「な~んだ、楽勝じゃん!」とばかり読み進めると・・・・えっ?なに?と直ぐに壁にぶつかるのであります。

若い頃は、特に大学受験の頃にゃ「原仙の英票」(懐かしいなぁ!)だって殆ど完璧だったんだけどな~・・・
今思えば日本語に訳しても意味不明な哲学書や英文学の難しい部分だけを抽出したような参考書を読解していたと言うのに・・・それに比べたら「天使と悪魔」などエンタテインメント。

のっけから殺人シーンで始まり、その死体写真が主人公(多分、トム・ハンクス?)の自宅にファクシミリで送られるという、凄惨な書き出しであるにも関わらず、私の牛歩の如き読解力では、そのサスペンス感は全く伝わって来ないのである。
作者の Dan Brown に謝らねば・・・・

諦めてはいません。
毎日挑戦は続いています。
しかし、全体の進捗はようやく3%とか。(Kindleは頁番号は分らないので)
あと97%頑張らねば。
辞書だけでは頼りなく、最近はスマホの「翻訳機能」やらネットの「weblio」の力を借りているおかげか、少しずつスピードも速くなっている感じ。

PROLOGUEの中で
"What do you want ?" という問いに対して
"La chiave"
というやり取りが遭った時には、正直言って小躍りしちゃった。
こないだ習ったばかりのイタリア語だったから。

還暦の手習いパート1、パート2。大変だけど楽しんで勉強している。

 

2013年7月12日金曜日

新たな電子書籍活用法

私がKindleを使って電子書籍を読んでいる事は、以前にもこのブログで書いた。
今日は、このkindleで新しい使い方を始めたので、書き留めておこうと思う。

それは「原書で読む」である。
今まで、外国語の本を読むなどという事は、私には全く無縁な事だった。
ところが、昨日、インターネットを斜め読みしていて「電子書籍で英語の本が読み易くなった」という記事に出くわしたのだ。
その時は「ふ~ん」程度だったのだが、その後「これはひょっとして面白いかも?」と思い直した次第だ。

確かに、紙の本を読んで、その都度紙の辞書を検索するということは、私の語彙力からして考えられない煩雑な行為であり、本来の目的である読書は遅々として進まず、従って外国語の書籍を読むと言う行為は私の人生で有り得ない行為だと思っていた。

しかし、分らない語句を指定すれば自動的に辞書が開いて、その意味・読みを教えてくれる、という機能は現時点でもKindleで日本語書籍を読む際には、大いに助かっているではないか。
尤も、日本語ですら難しい語句は、今まで大半曖昧なまま放っておいたわけだから、私の教養などという物は推して知るべしなのだが・・・・
ところが、Kindleにしてからというもの、少しでも分らない言葉に出くわせば即座に辞書を開く。
(その言葉を覚えるかどうかは別問題として)
その間約1秒なのだから使わない手は無いのだ。

それが単に外国語になっただけ、と思えば良いのだ。
調べてみると私の Kindle Paper White には「プログレッシブ英和中辞典」と「New Oxford American Dictionary」が内臓されている。
恐らく 「New Oxford American Dictionary」は英英辞典なので、使われることは無いだろう。
要は「プログレッシブ英和中辞典」がどの程度使い物になるか?だ。

よ~し!やってみるしかない!!
何を読もうか?
絶対に途中で飽きない物が良いに決まっている。
熟慮の結果、ダン・ブラウンの小説「天使と悪魔」にしてみることにした。
「ダビンチ・コード」の前に書かれたヤツだ(映画では逆になってしまったようだが)。
「天使と悪魔」は読んだ事は無いけど、「ダビンチ・コード」は読んで実に面白かった。
それなら、これだって面白いに違いない。
何たってローマが、バチカンが舞台であることが嬉しい。

今日の昼休みに初めて読み始めた。
おー!のっけから分らない単語が・・・・・でもこの辞書機能は使えるぞ!
あっと言う間に意味を教えてくれる。
これなら、スムースに読み進められそうじゃないですか?
ははは!一行に5~6回は辞書を呼び出しているぞっ!なんというプアな語彙力!
しかし、読み進めるうちにその頻度は下がって行った。
何故なら、同じ小説の中では同じ単語が使われている確率は高いからだろう。
最初のうちは同じ単語を何度も調べていたのだが、老化と猛暑でイカレてしまった頭脳でも、さすがに回数重ねれば覚えていくものらしい。

私は思った・・・・努力が挫折することの最大の要因は「面倒臭さ」だと。

難を言わせてもらえれば、熟語は自分で調べないといけないことである。
つまり Take を選択して辞書を呼び出せるが、Take off と2語を選択することができないのだ。
結果、Takeで呼び出した辞書の中で Take off を探すという、従来の辞書と同じ使い方をしなくてはならない。
まぁ、仕方ないと言えば仕方ないが、熟語検索はもっと機能アップしてもらいたい!
ひょっとして別の英和辞典を購入すれば、このような機能をもサポートしているのか?

しかし、若干の不満を差し引いても、この便利さは特筆に値する。
これなら、原書へのハードルはとても低くなるだろう。
「天使と悪魔」が何カ月かかって読破できるか分らないが、その時には英語の読解力も少なからず向上していることが期待できるかも知れない。
調べてはいないが、電子書籍に「読み上げ機能」が有るものもあるらしい。
それが機能すれば、ヒヤリングのエクササイズにもなるのかなぁ?

そう言えば、梅原猛著「古事記」も読みかけだったっけ。
これを早いとこ読んでしまわなければ・・・・
イタリア語の勉強もサボるわけにもいかないし、忙しい忙しい!

何れはイタリア語の原書にも挑戦したいものである・・・・その時には何を読もうか?
イタリア人作家って、そう言えば誰も知らなかったりして・・・・ ?