2013年8月22日木曜日

ビア・バー「えび寿」

飲食店の事を書くのは6月の京都「アルザス」に続いて2回目である。

取引先の社員さんであったMさん(女性)が、先月退職後に勤め始めたお店ということで、かつての彼女の上司である課長さん共々、昨夜お邪魔した。
無論、彼女への激励が目的である。

新栄町の駅で18時に待ち合わせた我らオッサン二人は北に向かう。
名古屋市芸術創造センター手前の交差点を左折し、一本目の辻を左に視線を向ければ、手前にその店はあった。
”えび寿”・・・・文字通りのビアバーである。

Mさんの驚いた顔を想像し、それを楽しみにしていたのだが、店内から早々と見つけられ、いつもの笑顔で手を振られてしまった。
う~ん・・・・先手を打たれて、ちょっぴり残念?
外はまだ充分明るい。この窓から見つけられてしまった。
 
日中の37度という気温は夕暮れ時には収まっていたものの、身体にしつこくまとわりついていた熱気は店内に入った途端に雨散霧消した。
お客は我々二人のみ。18時という時刻からすれば当然か?
明る過ぎず、暗過ぎず・・・・小ざっぱりしたインテリアだ。
天井が高く、狭いお店なのに解放感がある。

高い吹き抜け天井


まず何にしようか?
ビールはエビスのみ5種類・・・「レギュラー」「ブラック」「ハーフ&ハーフ」「琥珀」「クリーミー・トップ」
順当に「レギュラー!」と行きたいところだが、比較的飲む機会の少ない私にとっては、せっかくのチャンスである。
初物に挑んでみよう!
とは言うものの、そこは無難に「琥珀」でしょうか。
ビールを注ぐMさん

色が実に良いのだ。バックに光がある場合と、闇の場合とでは色が全く違う程に変化する。
まさに琥珀なのである。
課長さんと乾杯をし、グラスを口に持って行ったが、香りを楽しむ間も惜み一気に喉に直撃させる。
言葉が「カ~~~ッ!」「ク~~~ッ!」しか出て来ない。
おまけに声までひっくり返っているではないか。
暑い所からやって来た喉に最高の刺激を与えてくれただけでなく、樽生特有の豊潤な味わいと香りを残し「琥珀」は胃へと滑りこんでいく。
これだけで、ほぼ満足した心持ち。

しかし「おつまみ」も自信があるらしい。

とりあえず「手作りギョーザ」と「4種類のチーズのピッツァ」を注文。
何と、ギョーザの皮もピッツァの生地も手作りだと言う。
確かに、ギョーザの皮のもちもち感が他とは違う。
ピッツァはナポリ風だが、これも生地がもちもちして実に美味しい。
Mさんも自宅で手作りピッツァに挑戦しているようだ。
修行を積んだら、ぜひ彼女のピッツァも賞味させて頂きたいものである。

その後は「クリーミー・トップ」
想像するに上の泡がクリーミーなのでしょう。

来た来た・・・泡が既に落着いている上部と、下の黒ビールから吐き出される淡い泡との2層に分かれている。これが一体化するまで待つのがお作法とのこと。
20秒も待ったろうか?
泡立ちが収まりグラスを口に。
独特な香りだ。
泡を口に含めば、その泡も美味しい。
もちろん、ビール本体は濃厚な味と香りで圧倒する。
「えび寿」の名に恥じない立派なお店ではないか。

20年以上のお付き合いになる課長さんとも話が弾み、Mさんとも今までしたことのない話ができて大満足!(・・・酔っぱらって、殆ど内容は覚えていません!スンマセン!爺なので)
気が付けば、周りには別のお客さんも二組入っている。近所には大きな企業も有り、知名度さえ上がれば客も増えるだろう。

お酒も、「武者返し」という焼酎、「岩井」というウィスキーのロックへと進む、進む!
ひょっとして、ここ最近にしてはすこぶる酒量が多くない?
ふと確認すれば時間も22時を過ぎている。
あっという間の4時間だった。

最後に、課長さんとMさんには9月7日のライブの宣伝をして家路に着いた。
しかしお店の外観写真を取り忘れたのは大失敗!
私は桜通り線「高岳」を目指し、課長さんは「栄」かな?

地下鉄では空席が有っても、立って帰ったのは勿論のことである。

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