2013年10月27日日曜日

トホホ・・・の週末

実にトホホ・・・・である。

木曜日の夜から、My PCはどこか妙だったのだ。
インターネットは問題ないのだが、ローカル・ファイルへのアクセスがやたら遅い。
そのうちには、待てど暮らせど帰ってこない。

タスクマネージャーを立ち上げて、余計な処理を行っているかをチェックしてみた。
そうしたら、セキュリティ・プログラムの「マカフィー」がスキャンしている。
そのせいで、CPUには100%近くの負荷がかかり、Diskは回りっぱなし。
マカフィーのスキャンは木曜日の午前4時に設定しているので、こんな時間にスキャンしていること自体が異常だ。
終わらせてもマカフィーは終わらない。一心不乱である。
シャットダウンも何のその!

でも翌日は仕事だしなぁ、ということで、無理やりスイッチ長押しで電源を切り就寝。

金曜日に帰宅して電源を入れてみると、「Windowsを起動しています」まで出たのだが、その後再びブートして、今度はWindowsの起動までも来ない。
HPのユーティリティが自動的に立ち上がって来た。
そのプログラムでハードウェアをチェックすることにしたのだが、Diskのチェックにはやたらと時間がかかるのだ。
無理もない、1TBのハードディスクのスキャンテストなのだから・・・・・Diskが大きくなるのは便利なのだが、回転スピードは昔と大して変わってはいないのだから、こうした異常処理は容量に比例して時間を要する。
結局、その夜はスキャンテストで終わってしまった。
結果は「異常なし」。
だろうな・・・とは思っていたが、翌日はバンド練習なので、とにかく寝ることとした。

翌朝、電源を入れてみるとやはり、Windowに起動まで行かず、HPのユーティリティ(リカバリー・マネージャだったけ?)が立ち上がる。トホホ・・・・
しかし、そのメニューの中に「データのバックアップ」というのがあった。
私は小躍りした。
きっと、Windowsは起動しなくてもデータファイルは救ってくれるんじゃない?と思った訳である。
私は、それを選択してDVD8枚を費やしてファイルのバックアップを作った。
「さあ、これで安心だ!」と、バンド練習に出かけたのだ。

しかし、やはり気になっていた私は、練習後の飲み会に参加せず、家路を急いだ。

「データのバックアップが取れているんだから、あとは時間との格闘だけだね」とタカをくくっていたのだが、その期待は程なく裏切られた。
Diskを初期化してWindowsのリカバリー・ファイルからWindowsは簡単に復旧でき、くだんのバックアップファイルを戻してみると、「なに、これ?」状態ではないか!
特定のフォルダを勝手に作り、そこにデータを戻しておいたから、あとは自分で好きな場所に戻しなさいね、という感じだ。それはそれで良いとしても問題は中身である。
一言で言えば、「歯抜け」状態だ。

しかし、マメにバックアップしていない私が悪いことは確かだし、本体のDiskは初期化してしまったのだから諦めるしかない。

腹を括って、地道に行くしかない!
ソフトはインストールするとして、データファイルの復元元は
(1)くだんのバックアップファイル
(2)今年の春頃に外付けDiskにバックアップしたもの
(3)今年の夏に無料クライドサービス「Nドライブ」にコピーしたもの
以上、3つしかない。しかしバックアップされている対象が同じとは限らないから話は複雑になる。
これらを比較しながら、抜けがないか?どれが最新のものか?
少しずつ戻していくが、その確認に必要なソフトはその都度インストールをする。
コピーに時間が掛かる時には本を読んで気を紛らわす。

結局作業が一区切りついたのは今日の夕方。
最新の写真ファイル(先月のイタリア旅行のもの)はまだSDカードに残しておいたので助かった!
これが無くなっていると、恐らく妻からの風当たりは相当強かっただろうことは予想に難くない。
音楽ファイルは殆どスマホと同期が取れていたので、スマホのMicroSDから戻した。
楽譜ファイルに関して、一曲救えなかったが、PDFをメールでメンバーに送った時のものがGmail上に残っているので、まあ、それも良し!
後は、必要に応じて、必要なソフトを都度インストールしていけば良い。

今から思えば、Diskを外して他の部屋にあるPCにUSBで繋いげば、データファイルは全部救えたのだと思う。焦っていたとは言え、判断ミスは否めない。
しかし負け惜しみのようだが、PCの中の掃除ができたと考えようと思う。
聴く時間のあての無い、ラジオ番組の録音は全滅したけど、私が一日にそれらを聴く時間より、圧倒的に録音している時間が長いのだから、いつかは破綻していたのだ。そう思えば、諦める良いきっかけになったのだろう。

しかし、バックアップ問題は大きい問題だ。
私の仕事でも顧客がサーバーのデータを深夜バックアップしていたら、朝出社してもそのバックアップが終わってなかったという事例もあり、今後ますますデータファイルは大きくなりDiskもそれに応えるように容量は大きくなるだろうが、このバックアップ問題は深刻だ。
個人のPCでも、音楽・画像・映像のデータは大きくなる一方。
カメラの性能が上がるということは、すなわちファイルが大きくなる、ということを意味する。
などと言って自分の無用心さを棚に上げるつもりは無い。
やはり、いろいろな手段を使って、マメにバックアップはしないといけない。
PCは壊れる。実に簡単に壊れるモノだから。

それにしても、まだまだWindowsのUpdateは果てしなく動いている。
それが終わると、今日何度目の再起動になるのだろう・・・・?






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