2023年4月2日日曜日

坂本龍一さん・・逝く

坂本龍一さんが亡くなった。
と、娘から電話があった。
言っている内容を理解するのに、少しだけ間が要ったが、すぐに闘病生活していたことを思い出して、暫しがく然とした。

YMOのミュージシャンというより、その後の音楽家としての活動が私は好きだった。
彼の音楽を聴いているとドビュッシーを思わせるし、ドビュッシーを聴くと坂本さんの顔がふと浮かぶ。
尊敬していた。

今晩、寝る前に教授のピアノを聴こう。

2023年4月1日土曜日

oh〜落選!

今月からの楽しみの一つとして期待してたのに・・・
市教育委員会主催「わが家でフレンチ」落選しました。
残念無念!
月1のお教室で、ペーストしても無理なくできそうだったのですが、応募者多数だったんでしょうね。
ま、暫く独学で調理の腕を上げ、チャンスを待ちましょう。

初めての刈谷日劇

 昨日は早起きてし刈谷日劇という映画館に行って来ました。
それは地方のパチンコ屋の上に作られたスクリーン2つきりの映画館。

 少し寂れた感漂う街を走り、車を置いてパチンコ屋に向かう。
 入口付近で辺りを見回すと「2階からエレベーターで5階に」と書いた看板を発見。2階まで階段で上がってエレベーターを探すとその前にお掃除オバさんがニコニコして話しかけてきました。「本当は1階からエレベーターで行けるんだけどね?」むむむむむ、じゃ1階のエレベーター案内してくれれば良いじゃん!何か大人の事情でもお有り?
 
さてエレベーターで5階に上がると僕と同年輩の爺さんが独りで2つの入口前に陣取って料金回収しています。半券などというシステマチックな代物も有りません。周りにはシネコンでは見かけることのないマイナーなポスターが貼られワクワク感を刺激します。

 本人申請するわけでもなく、はたまたそれを確認するわけもなく自動的にシニア料金にされ(当然っちゃ当然か?)、しかも本来のシニア料金は1,200円だった筈が何故だか取られたのは1,100円。帰りに確認しても何処にも1,100円などという料金体系は書かれていないのが不思議だ。(マズい事書いちゃったかな?)
 観客は総勢男女7人。勿論全員シニア料金です。
 映画「妖怪の孫」そのものは常日頃割りと政治情報に触れている私としてはさほど目新しい感じはしなかったけど、内容的には「異議なし!」です。

 帰路の運転の合間にも何度も今日の光景を思い浮かべてニンマリ。爺さんが操っていたiPadを除くとそれは昭和な世界。ニュー・シネマ・パラダイスを見終わった時のような、浅田次郎の小説を読み終えた時のような温かく小さな感動を貰いました。
(我が家からは少し遠いので)車が新しくなったら、また行ってみたい映画館です。

それにしても、マイナーな映画は朝イチだったり最後のレイトショーどったりと、年寄にはなかなかキツいなぁ〜!

サクラ・サイド・テラスのカレー

名市大病院から地下鉄桜通線「桜山」駅に向かう地下通路に面したレストラン「サクラ・サイド・テラス」に初めて入ったのは病院の帰り。

 私はパスタランチだったんだけど、妻が頼んだカレーとビーフシチューの相盛の量が多すぎて、残ったカレーを私がお手伝い。
ところが、そのカレーの味にびっくり!
 大学生時代、京都今出川通りに面したカフェ「ほんやら洞」でよく食べていたカレーの味に似ているのだ。味覚は恐ろしい。一瞬にして半世紀もの昔に呼び戻されてしまったてはないか。地方出身の私には、あまりに個性的なその味にたちまち魅了されてしまったものだ。
 しかし、卒業と共にその味にも縁が無くなり、記憶の彼方に消えていた。それが50年の時を超えて復活した、と言ったら大袈裟かな?

 仕事にオサラバしてから家で調理する事が多くなって、その中にカレーは失敗の無い定番料理として定着していたのだが、この事態をどうするか?
 残された時間はそれほど多くない身としては、30種は有るといわれるスパイスのバランスを全て試すわけにもいかんのです。「ほんやら洞」が街から消えて久しい。

誰か、レシピを教えてくれ〜!


2019年5月23日木曜日

39年ぶりのブルージュ

第一印象は都会になったなあ!ということ。
駅からして近代的になりつつある。旧駅舎と共存しているとは言え、その旧駅舎ですらあの頃とは違うような気がする。
勘違いかもしれないが、私の知っているブルージュ駅は田舎のちっぽけな駅で、券売機なんて無論無く窓口が二つ三つあっただけという記憶だ。ただ、長い時間に晒されて記憶自体が風化したのだ、と言われれば実に心許ないのだが・・・。

季節も違う。
あの時は、もう冬になっていた。
観光客の姿も殆どなく、凍った空気のなか、中世の景色を楽しむ余裕など無かったのだろう。

翻って今日は快晴。
少し遅い春の色が、目に鮮やかに飛び込んで来るようだ。












2019年5月21日火曜日

憧れのゲントに

長年憧れていたゲント(蘭:ヘント)に行ってきました。
39年前、車窓から通り過ぎた景色が忘れられず、『いつかは来たい』と思っていた街です。
天気がイマイチなのか残念ですが、残り日数も少なくなってきているので選択の余地は有りません。
アントワープから1時間程。
トラムに乗って街の中心に行けば、煉瓦作りの建物が並ぶ古都です。









2019年5月20日月曜日

アントワープに戻りました

ブリュッセルでは古色蒼然たるホテル・メトロポールに泊まりました。
エントランスやロビーなど立派過ぎるほどなのに、部屋は・・・?みたい。
古いホテルを維持させるのも大変なんだなぁ!!

ブリュッセルに到着したその日は、折悪く?LGBTのデモが大音響と共にブリュッセルの街を席巻しており、とても観光どころではありません。
こうなったら、ふて寝するしか無いです。

翌日は王立美術館。
思っていた以上に展示作品が多く、ゆっくり観賞してたら半日過ぎていました。



1700年代のペン画であり水彩画




どこかで見たことがあるような・・・?


ローマのサンタンジェロ城
当時の周囲の風景が興味深いです

早めの夕食を済ませ、ホテルに預けていた荷物を持って最終宿泊地であるアントワープに戻ります。いよいよこの旅も最終楽章に入りました。