2016年11月5日土曜日

フィレンツェ 一日目おしまい

今日はここまでが限界か?

足には自信があったが、三年前とは勝手が違う。そろそろホテルに帰って休みたい。
しかし留学生女子との話も尽きない。
美大の付属高校を卒業後、美大に入学するも一年で退学してこちらに来たらしい。
自分の二十歳の頃と比べて、凄いなあ!と思う。
専攻は美術修復だと言う。
なるほど・・・それならイタリアです。
妻は物価はどうか?家賃は幾ら?と母親気分で世間話に余念がない。
きっと自分の絵が描きたかったに違いがない。
けれど念願の美大に入ったものの一年で退学。自分の進路を「美術修復」に定めての単身留学。何か彼女をそうさせたのだろう?
しかし、イタリアでは美術修復は欠かせない。
彼女自身もイタリアに職を得たいようだ。イタリアの若者の失業率がとても高い昨今に、彼女がイタリアで職を得る事は簡単なことではないが、どうか頑張って欲しいものである。
重い足を引き摺りながらも街の景色を楽しみながらホテルに向かう。


子供達がシャボン玉を追いかけている。可愛いと思うと同時にハーメルンの笛吹きを思い出した。ちょっと怖い。
フェラーリのショップが無くなっていた。時は遷ろうということか?

額縁工房

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