先生たちが嫌がる「写真から起こした絵」である。
まあ、現実問題としてこの方法でしか風景画を描くことはできないので、批判を覚悟で描いてみた。
実際には日曜日に描き終えていたのだが、その後発熱で臥せっていたので、このタイミングとなった。
出来栄えは余りに稚拙であり、ブログにアップすることも躊躇ったが、所詮は素人の楽しみ事だ。
人の目は気にしないでおこう。
対象はイタリア、トスカーナ州コルトナ(コルトーナと記する場合もある)の街角。
一昨年の5月に訪れた際に撮影した写真を基にしている。
その頃には自分が絵を描くことなど想像もしていなかったが、絵を描くという視点で写真を見返してみると、案外題材になり得る写真は多く存在した。
これは、そのなかの一枚。
描きながら、その街での様子を思い返していた。
街中を散歩した事。
広場に面したSPARで買い物した事。
カフェの人達と仲良くなって、オリーブの缶をギフトしてもらった事。
ホテルから眺める草原は圧巻であり、朝は鳥が沢山飛来していたこと。
良い天気なのに、道路の幅が狭く建物の背が高いのでメイン道路とて薄暗い。
その薄暗い通りの向こうには陽光に照らされた広場がある。更にアーチの向こうに別の街が待っている。
絵は描き直したいくらいなのだが、別にも描きたい写真は目白押し。
ここらで妥協することにした。
コルトナの街 |
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